肩こり

女性は1位男性でも2位

多くの日本人を悩ます肩こり。

(H22年国民生活基礎調査(厚労省))

 

どうしたら、そんな肩こりから解放されるのか?

 

それには、まず姿勢をよくすることです。

 

なぜなら、あなたもお気づきと思いますが、

肩こりは姿勢と深い関係があるからです。

 

特に猫背。

猫背は、背中や肩・首の筋肉が疲れやすい状態です。

→長期になると筋肉が固まってくる(姿勢もクセに)

→固まった筋肉内の血流低下

→何ともいえないしんどさ=肩こり

さらに

→肩を強く揉むようになる→毛細血管がキズつき

→さらに強く慢性的な肩こりに発展することも

といった、メカニズムが一つの見解です。

 

 

肩こりとは?

●肩こりが起り易い箇所
赤:よくある肩こり
緑:肩甲骨囲りのこり
青:首・頭・背骨など

 

一口に肩こりといっても、様々です。

 

肩こりの感じで多いのは、

・「つっぱり」や「張り感」

・「固まっている」「こわばっている」

・「重~い」

などが一般的です。

 

人によって、程度やこる場所、常時か一時的

かなど、様々です。(図をご参照下さい)

 

どうして、様々なのでしょうか?

 

それは、姿勢やその原因・要因が異なることが

考えられるからです。

 

肩こりがさらにひどくなると、頭痛や歯の痛み、

食欲不振、吐き気、おう吐、睡眠障害、全身症状

にも及ぶこともあり、あなどれません。

 

 

肩こりは日本人に多い?

●欧米でも問題の頸肩腕症候群
肩こりが慢性・悪化し、悪循環に陥ると、上肢系作業関連筋骨格系障害(日本で言うところの頚肩腕症候群)など、国際的な問題となっています。         

 

欧米諸国の方には、肩こりが無いといわれています。

本当でしょうか?

 

肩こりの概念自体がないので、日本で言うところの

肩こりに相当する英語表現も見当たらないだけです。

例えば、日本語の肩こりに近い表現として

stiff neck,stihh shoulder=首や肩が硬い

筋肉が硬いだけで、こりの辛さのない場合も

neck pain,shoulder pain=首や肩が痛い

これらは、痛みであって、こりではありません。

 

「元々欧米人は肩がこらないから、概念や表現が

ないのだろう」と思われるかも知れません。が、

それは違います。

 

人間の体は、人種民族によって多少の違いはありますが、

骨や筋肉の数や付き方、働き、能力は大体同じです。

最近では、パソコンやスマホを使うなど生活習慣も

似てきています。

 

実際、私が欧米の方をみさせて頂いた経験上、

日本人の肩こりに相当するような症状を

お持ちの欧米系の方は結構おられます。

しかし、普段、あまり認識されていない方が多いのも

事実です。

施術後、「こんなに肩が楽になった! ナゼ?」

「今までどないなってたんですか?」という感じです。

 

だから、日本人だけが肩こりを持っているわけではなく、

日本人が、「肩こりしやすい」あるいは「肩こりを認識しやすい」

生活習慣・環境を送ってきたからが正解ではないでしょうか?

 

だから、日本で生活する外国の方に、肩こりが

増えてきている様です。

 

ただし、肩こりは日本を代表する国民的な症状で、

歴史的にも長いので、外国の方に比べ、現在、

圧倒的に多いのは確かと想定できます。

 

 

欧米人に肩こりがない理由で、昔からよく言われた

ことは、以下の様なことです。

(※全てが当たっている訳ではありません)

●欧米の方は、なで肩が少ないから。

●欧米では、肩は肩関節を指すから。

●欧米の方は、姿勢がいいから。

●欧米人の方が、筋力が強いから。

●手先が器用な日本人は細かい仕事をするから。

●日本の様に、揉む習慣が無いから。

 

信憑性のあるものも、あまり関係ないものもあります。

 

この中で気を付けて頂きたいのが、揉む習慣です。

強めに何度も揉む習慣が出来ると、肩こりが強くなります。

ある程度進行した肩こりは、信頼できるプロにお任せ

するのがいいと思います。

 

 

肩こりの原因は?

誰が見ても、姿勢の悪い方が肩こりになりやすそうですね。   

肩こりの原因として考えられるのは、

●姿勢:猫背・ストレートネック・側弯・・・

●生まれつきの体型:なで肩・鳩胸・華奢・・・

●眼精疲労:VDT障害(パソコン・スマホ)

●ストレス

●運動不足

●体を動かさない生活習慣

●事故やケガの後遺症的な問題

●血の巡りが悪い・冷え症になり易い

 

 

肩こりの原因は、やはり姿勢が大きく関係しています。

良い姿勢の方でも肩こりの方はおられるでしょうが、

猫背やストレートネックの方に比べると少ない。

 

生まれつきの体型にもよります。

なで肩の方や、非常に痩せておられる方、

筋骨格系が華奢な方、鳩胸が強い方などが、

肩こりになりやすい。

 

 

 

肩こりを自分で緩和させる7つの方法!

軽い肩こりなら、完全回復することもあり!

普通の肩こりなら、マシになることもあり!

 

1 よい姿勢を意識しましょう!

っと言っても、中々常時意識はムリですが、

まず出発点は意識からです。

 

 

2 体を動かす習慣をつけましょう!

肩こりの原因として、血流の低下が関係しています。

血流を増やすには、まず動くことです。

この体操がいいとTVなどでやっていますが、

それをマネてもいいです。

軽い筋トレなども含め、普段から日常の

活動量を増やすことです。

ウオーキングや軽いスポーツをすることも

いいですね。

これにより冷えも緩和されやすくなります。

 

3 ストレッチングを適度に!

肩や首・背中の筋肉を柔らかくするには

ストレッチングが役に立ちます。

首や肩・背中の筋肉をよく伸ばして下さい。

 

4 マクラや寝具を自分に合ったものに変える!

寝ている間に、体の疲れがスッキリ取れると、

翌日は、肩こりになりにくいでしょう。

肩こりになる方の多くは、毎日の疲れが取り切れず

日々んの疲れが、徐々に溜まって行き、肩こりに

発展していることが考えられます。

それには、体のS字ラインを保てる、硬めの寝具が

オススメです。

 

5 バランスのよい食生活

バランスのよい食生活では、体は内側から元気になり

自然回復力が増し、肩こりになってもすぐ緩和される

といった状態に向かいます。

一方、肥満や痩せになると、姿勢が変化したり、

体のバランスが悪く、疲れやすくなります。

ダイエットをやりすぎると、骨と筋肉が痩せて

余計に肩こりになり易くなります。

体にいいという特定の物を食べるより、

普段から、バランスの良い食生活が大切です。

 

6 肩をなでる・さする

肩をもんでもらったり、たたいてもらうと

気持ちがいいですね。

でも、肩こりを悪化させることがあります。

筋肉の特性を知らないと、余計に肩こりを

悪化させる可能性があるからです。

もんでもらわないと耐えられない期間が

だんだん短くなって行きます。

そうならないためには、軽~く、なでる・さする

などといったことがオススメです。

 

7 朝晩のお風呂やドライヤー・蒸しタオル使いなど

即効性を望むなら、温めることです。

一番はお風呂。

晩だけでなく、朝、体が固まっている時などは

朝から元気になれ、お勧めです。(時間が許せば)

また、そんな時間が無い方は、ドライヤーで暖めたり、

タオルを濡らしてレンジでチンし、ビニール袋に包んで

肩に置くなど、温めは、特に寒い時期にオススメです。

 

 

様々なことをされても思わしくない方は、

もう重症の肩こりになっていると思います。

根本的な解消を望まれるのでしたら、

姿勢療法をオススメします。

(※姿勢のことを考慮した全国のKCSセンター