カイロプラクティック・姿勢療法

姿勢と運動性、身体機能を向上させる姿勢療法で、お身体のお悩み根本解決!

KCSセンターたかの施術院

〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2

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サルコペニアを防ぐために

サルコペニアを防ぐために

サルコペニアとは?

 

サルコ筋肉ペニア減少

直訳すれば『筋肉減少』という
ギリシャ語が語源の造語です。
 

加齢により
筋肉がやせて
筋力が弱って
体の機能が低下し

日常生活に支障を来す問題です。
 

この筋力低下と姿勢バランス低下は
転倒リスク
を増やす2大要因です。

 

 

その状態は

要介護やその予備軍の状態

 

 

そのメカニズムは、

 

 

まず、筋肉が痩せる

筋力が低下する

身体能力・機能の低下

日常生活に支障

(要介護に向かう)

 


 

 

 

その3大要因は、加齢と栄養と運動です。

 

一度サルコペニアに至ると、

回復は少し難しくなって行きますので、

そうなる前に、予防が大切です

 

だからといってあきらめる必要はなく、

自分に合った努力をすることで、

筋力向上は行われます。

 

 

●さらに、年配者だけの問題ではありません。

最近、若い日本女性の中にも
行き過ぎたダイエットなどで
筋肉量(骨量も同時に低下)が
高齢女性と同程度の方が

結構な割合でおられるという
報告があります。

若い頃から筋肉量が少ないことは
非常に将来の影響が危惧されます。

サルコペニアの種類(原因)

 

一次性と二次性があります。

 

●一次性とは、加齢です。
 (※努力で避けられない)

 

●二次性には、3つあります。
 (※努力で対処可能)

1 体を動かさない習慣

2 栄養が足りていないもの

3 病気によるもの

 

 

自分はサルコペニアだろうか?チェック!

 

簡単なチェック方法があります。

 

1 太ももふくらはぎが細くなっていないか?

2 握力は低下していないか?(物を良く落とす)

3 歩行がバランスよく軽快に出来ているか?

 

 

ただし、足や腕が太くても

ブクブクの脂肪だらけで、筋肉が少ない

状態は『サルコペニア肥満』です

 

 

サルコペニアの改善・予防
ポイントは 食と運動、それを支えるメンタル!

 

 

●対策・予防は

 

  1. 食事
  2. 運動
  3. 前向きな心

 

 

食べて・動いて・前向きな気持ちの3つはセットです。

どれか欠けても上手く行きません。

 

 

1.食事 タンパク質摂取が重要

身体を作るのは食事です。

筋肉の元のタンパク質を摂ること。

植物性と動物性を1:1でバランスよく。

体重1kg,1日当たり1~1.6gのタンパク質摂取(※)

たとえば体重60Kgのひとなら60~96g。

(※サルコペニアと栄養(葛谷 雅文 先生

タンパク質は、排泄されやすいので3度に分けて

 

 

2.運動 必要不可欠

さらに食べただけでは筋肉はつきません。

適度な運動刺激が必要不可欠です。

簡単なのは、歩行や階段を使うなどです。

できるだけ歩いたり、体を使う機会を増やす

といった意識が大切です。

無理のない範囲で習慣化することです。

 

 

3.前向きな心

食事と運動を続けようというメンタルが重要です。

「よしお肉を食べよう!」「よし歩こう!」など、

自らが主体的に取り組もうという気持ち

様々なプラス効果をもたらしてくれます。

 

 

 

サルコペニア肥満

 

見た目は太っていて、お肉がたくさんついている。

と思われる方の中に、筋肉が少ない方がおられます。

 

それが、サルコペニア肥満です。

別称、隠れサルコペニアです。

 

太っているので、

「まさか自分の筋肉がそこまで減少している!」

とは思わないので、自分でも気づいていない

ことも多いのです

 

サルコペニア肥満は、筋肉が脂肪に置き換わっているのです。

「足や胴体は太いのに、筋肉は少ない」といった、状態です。

だから、足に力が入りません。

その上、、筋力低下のため身体は重く感じます

 

 

体重減少の落とし穴

脂肪は、筋肉より軽い。

だから、サルコペニア肥満の方が体重を測ると、

体形は変わっていないのに以前より軽めにでることも。

 

肥満の方は、体重を測って落ちていると

安心します。健康になった!と。

でも、これは本当に良くないことです。

 

本当は、身体の太り具合が同じで、体重が減ると

サルコペニアの可能性があると気を付ける

必要があるのです。

 

 

 

 

サルコペニアの問題

 

▲筋肉の重要性をあまり知らない

▲栄養や運動をやる気が起きない・続かない

 

この2つ。どちらも、難しい問題です。

 

自分や身内などが、要介護やその予備軍になって、

はじめて筋肉の重要性を知る方が多いです。

だから、それまでは筋力の重要性を

それ程重要視しないので、

筋肉をつけるためのモチベーションが

中々上がらないのです。

 

ある程度進行すると悪循環になり、

取り戻すことが段々難しくなってゆきます

 

特に高齢になると、中々筋肉量が増えにくいのです。

若い時なら、ちょっと運動すれば筋肉量は戻っていたのが

それがとても難しくなるのです。

筋トレを少しやっても中々効果が表れないと続きません。

 

 

さらに高齢になると1つや2つ、何らかの慢性病を抱えて

おられることが多く、中には重複疾患の方もおられます。

 

糖尿病や腎臓・呼吸器・循環器などの問題がある方は、

運動すること自体が辛い出来事になったり、

運動そのものが出来なくなったり、出来ても意欲がでなかったり

など、様々な問題があります。

 

 

健康なときから対策を取ることが大切です。

サルコペニアと姿勢の関係

良い姿勢を保つには何が必要でしょうか?

 

それは、筋力バランスですね。

 

一方、サルコペニアは、「生活に支障」がでる程、

筋力低下した状態です。

 

したがって、サルコペニアの進行にともなって、

筋力低下が進むにつれ、例えば右の図の様に、

姿勢にも変化が現れたりします。

(※その他、様々な姿勢の変化があります)

すなわち『サルコペニアで姿勢が悪くなる』のです。

 

また、『高齢者で姿勢が悪くなったらサルコペニアを疑う

のも一つのチェックポイントです。

 

残念ながら、悪い姿勢は体を保ったり歩いたりするにも

本来より多くの筋力を必要とする姿勢なのです。

よけいに、歩きにくい、生活しにくい状況(悪循環)になります。

 

サルコペニアにならない、また軽度でも進行させない、

さらに、そこから回復させるには、

バランス機能を取り戻すことと、

運動能力を取り戻すことなど、

この2つのことが実現できて、

比較的安心できて、体を動かすことが出来るのです。

 

すなわち、悪循環から脱するキッカケを作るには

良い姿勢を獲得することです。

 

しかし、悪循環に陥ってからでは、特に高齢に伴い

姿勢の改善は難しくなります。

 

大切なのは、そうなる前に、良い姿勢を身につけ(矯正など)、

良い姿勢を保つ予防を生活の中に取り込むことが大切です。

2024年、当院のコロナ対応です。マスクは従来通り行っております。

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