カイロプラクティック・姿勢療法

KCSセンターたかの施術院

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カルシウムのお話

 

『あんた転んだらあかんで。

                   転倒したら終わりや』

とシニア女性同士の会話。

 

しかし、実際に転倒は日常で

とても多いのです。

 

 

 

 

例えば、

65歳以上の高齢者の内、約82%
転倒が原因で
救急搬送された。
「救急搬送データから見る 日常生活事故の実態
令和3年 東京消防 庁 防 災 部 防 災 安 全 課」より 
r3all.pdf (tokyo.lg.jp)

 

また、80歳以上では、不慮の事故死
約3割が転倒によるもの。

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターのwebサイトより
転びやすくなる原因は? | 国立長寿医療研究センター (ncgg.go.jp)

 

出来るだけ転倒しないような努力は必要ですが、

転倒を完全に避けることは難しいです。

 

この時、大切なのが、骨の強さです。

 

骨折しにくい体を作るのは

まずはカルシウム。

もちろんビタミンⅮや運動も大切です。

 

骨を丈夫にし、骨格を作り、体を支える

といった大切な役割を担っています。

 

もし、体内のカルシウムがが不足すると、

骨がもろくあなたもよくご存じの、

骨粗しょう症等、骨折しやすくなります。

 

 

でも、それだけではありません!

 

 

 

人体には、60兆個という細胞があります。

 

その細胞1つ1つが働くのは、

カルシウムのおかげです

 

もし、カルシウムが不足すると、

細胞が働かない=生きて行けないとなるのです。

 

すなわち、

カルシウムは生命維持を行っているのです。

だから、不足すると大変。

 

生命が危険に・・・

 

でも、日本人は慢性的に、当たり前に不足しています。

 

と、非常に大変なのに、あまり関心がないのが問題です。

 

 

もし、カルシウムが不足すると

 

体内のカルシウムが不足すると

体は命を助けようと努力します。

 

血中のカルシウムが少ない! → 危険

となっると、体は何としても全身の細胞に

カルシウムが行き渡るように命令します。

 

 

具体的には、

生命維持の為、体の骨を溶かすのです

 

 

骨は、体を支える骨格としての役割だけでなく

カルシウムを貯金している銀行みたいな所です。

 

血中カルシウムが不足すると、少しづつではなく、

一気にカルシウム貯金を溶かして、血液中の濃度を

高め、全身の細胞に行き渡る様にするのです

 

※一気に溶かすことで、カルシウムの血中濃度が
上がり、それを正常化するため腎を介して
おしっこで出そうとして結石になりやすい。

 

もちろん、カルシウムが不足していなければ、

カルシウム貯金を崩すことは不要ですが、

ほとんどの日本人が慢性的に不足しています。

 

でも、不足の習慣を続けていると、骨から度々

カルシウムを溶かすので、骨が脆くなって行くのです

 

すなわち、骨格としての問題、骨粗しょう症になって

行くのです。

 

 

だから普段の生活の中で、日々カルシウムを

摂取し、運動や、減らさないための知識や努力

が必要です。

 

日本人は、日常的に不足している

 

日本人は、骨が脆いといわれています。

体も欧米人と比べ、華奢です。

 

その原因の1つに、カルシウム不足が挙げられます。

 

これは、人種・民族などの違い、遺伝によるところも

あるのでしょうが、それだけではなく、

生活習慣・環境からの影響もあります。

 

厚生労働省の発表より日本人のカルシウム摂取

についての報告があります。

それは、日本人の必要とされている

カルシウム摂取目標1日600ミリグラムを

摂れていないのです。

 

恐ろしいことに、

平均して1日100~150ミリグラム不足しています。

 

分かりやすい、公的な所の資料がありましたので

ご参照ください。

『骨の健康考えてますか?』骨粗しょう症財団

http://www.jpof.or.jp/pdf/sizai/honekenko_2017.pdf

 

この不足状態を長く続けてゆくと、カルシウム不足が慢性的

であることが理解できます。

 

 

どうすればいいのか? その1

 

カルシウムを減らさないために行うのは

基本的に、以下の3つです。

 

1 口から摂取する

2 活動的になったり、運動する

3 サプリメントで補う

 

まず、1番目の食事からカルシウムを

摂る努力をすることについて。

 

普通に食事をすれば大丈夫と思って

おられるかもしれません。

 

ただし、日本は、地震の多い火山国。

環境的に水が軟水といってミネラル分の

少ない水しかありません。

 

その水を飲んだり、その水で調理したものを

食べても、慢性的にカルシウムが不足します。

 

だから、毎日、カルシウムのことを必死で考えて

摂取するように努力して、初めて普通の摂取となる

といわれています。

 

Webよりレシピを見るのもいいですね。

これらを参考にするのも一つです。

 

 

どうすればいいのか? その2

 

1 口から摂取する

2 活動的になったり、運動する

3 サプリメントで補う

 

食事の次に大切なのは、2番目の

活動や運動です。

 

そのために大切なのは、骨への刺激です。

 

宇宙飛行士さんが3ヶ月宇宙に滞在すると

約10年分のカルシウムがなくなると

いわれています。

 

それは、無重力だからです。

 

骨は、刺激が入らないと、抜けてゆくのです。

必要性が無いところは退化して行きます。

 

だから、体を動かし骨に刺激をあたえることが大切です。

 

でも、重要なポイントがあります。

 

それは、力の掛かる方向です。

 

体の縦方向、重力方向に力をかけることです。

 

たとえ重力が掛かっている地球上でも、

寝たきりは、半寝たきりは、よくありません。

横から重力が掛かっても骨は増えません。

 

 

さらに、活動的になって外出することで、軽く日光を

あびる機会も増え、カルシウムの吸収がアップに

つながります。

 

紫外線が、皮下のビタミンDがビタミンD3に活性化して

カルシウムの腸管吸収に良いとされているからです。

 

※最近の研究では、ビタミンD3が、骨粗しょう症のお薬と

併用することで、骨折のリスクが低減するといった

報告もあります。

 

どうすればいいのか? その3

日本医療研究のカルシウムサプリメント。(ビタミンD3)

 

1 口から摂取する

2 活動的になったり、運動する

3 サプリメントで補う

 

食事で補いきれない時はサプリメント

も効果的です。

 

世の中には様々なサプリメントがありますが、

ことカルシウムに限っては、必要性が高いと

思います。

 

不足分の100~150ミリグラムだけを毎日補う様に

使うと、過剰摂取の心配もあまり考える必要は

ないでしょう。

 

 

 

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