カイロプラクティック・姿勢療法

姿勢と運動性、身体機能を向上させる姿勢療法で、お身体のお悩み根本解決!

KCSセンターたかの施術院

〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2

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トピックス

座りっぱなしは喫煙と同じぐらい危険?!
座っている姿勢の良し悪しより、動かないことが問題?
令和元年5月20日

運動が足りていないと感じる人が多い昨今。

 

座りっぱなしは、下半身から弱らせます。

 

特に、シニア世代は、座りっぱなしでTVを

毎日長時間視聴という習慣の方が多く、

サルコペニア等のリスクも加わります。

●写真は FineGraphicsさんより
https://www.photo-ac.com/profile/638920

 

 

『でも、座ると楽なのに、どうして体に良くない

のだろう?』と疑問が湧きますね?

 

写真の女性。向かって左は良い姿勢。

右側はスマホをしている姿勢です。

猫背で悪い姿勢は、体に良くないのは一目瞭然。

 

スマホに限らず、何らかの仕事を座ってすると

姿勢はよい状態で保つことは困難です。

 

でも、実は、たとえ、良い方の姿勢でも、座り続けると

良くないのです。(後述します)

というか、この座り方で長時間はムリでしょうが・・・

 

 

なぜ 座りっぱなしが良くないのか?

 

以前、アメリカで、座りっぱなしに対するレポートがあります。

 

●Sitting is the new smooking.

(座ることは、あらたな喫煙です=喫煙と同じぐらい危険です)

 

●Excessive Sitting May Be as Harmful as Smoking by Jane Hart

(座りっぱなしは、喫煙と同じぐらい危険かも知れません)

 

●Is Sitting a Lethal Activity?By JAMES VLAHOS

(座ることは、死に至る活動ですか?)

 

と喫煙のリスクと比較された報告等が結構ありました。

 

さらに、

 

What are the Risks of Sitting Too Much? 

   (座りすぎのリスクは何ですか?)

全米で常にトップクラスの病院、メイヨークリニックの

ジェームズAレビン先生のオンライン版の記事

 

大まかな内容は、座りすぎは、太ってメタボになります。

高血圧、高血糖、体脂肪過剰、コレスレロールの異常値

などにより、心血管障害やがんで死ぬリスクが増加します。

立って仕事をしたり、運動で筋肉を活動させることにより

そのリスクは減らせます。

といったことです。

 

中々、普通に座っているだけなのに・・・結果はこわいですね。

肥満率60%のアメリカ人と、同20%の日本人がそのまま

当てはまるとは限りませんが、座りすぎによる警告は一つの事実

として受け止める方がいいと思います。

 

 

 

そして、良い姿勢で座っていても良くない理由は?

 

それは、姿勢の良し悪しに関係なく、座っていること

自体が人間にとって良くないのです。

 

人間は長時間、動かず同じ姿勢で座る様

には体は出来ていません。

 

立っているとナゼよいのか?

それは、重心バランスを常にとっているため

その下肢の筋活動が活性化しているから。

でも、座っていると完全に下肢を休めてしまうからです。

 

長時間の座位を長期間されている方はご注意。

集中すると動くことなど忘れているでしょうが、

座りっぱなしではなく、こまめに、ちょこまか

動くことがその予防のコツです。

 

 

 

 

 

木村万紀子さんの料理科学の研修受講
平成31年1月19・20日

●講義風景 科学的ではないレンコンの穴の汚れの取り方の裏技など、幅広く披露

姿勢と直接関係ないですが、感銘を受けた

ので書かせていただきます。

 

それは、姿勢も科学なら料理も科学なんだ!

っと学んだ、目からウロコの2日間。

 

ということで妻に誘われ、木村万紀子さん

の料理科学の研修に行ってきました。

 

木村先生は、美人で聡明で話し上手。

いきなり入るどんな質問にも、吉本ではない

ですが、キレイに切り返し! 納得説明スゴイ!

それでいて、一人一人への気遣いも素晴らしい。

声がアニメのキャラクターみたいなかわいい声で、

聴いていて楽しくなる様な明るい雰囲気。

でも、自称マニアックといわれる通り、

「ただ者ではない感」が漂っていました。

 

内容は、とても科学的。

例えば和食の基本の”さしすせそ”。

ナゼ、塩分を先に入れるとダメなのか?

分子量の話から始まり、

「実際実験するとこうなります」

っと食材の変化の違いをスライドで示し、

「だからこのタイミングで入れるのです!」

っとエビデンスがしっかり入っています。

 

 

 

最近の傾向。

ネットで検索→おいしそうな写真のレシピで調理

→しばらくするとまた作りたくなって検索

→どれだったかすら忘れている

これの繰り返しで料理が覚えられない・・・

「あるある」と内の奥さんも大笑い!

 

レシピ通り作って覚えるだけでなく、

理解すると、自然に出来る様になる

(これは全てに通ずる私も感銘)

 

 

 

食も健康もやはり納得できる裏付けが必要ですね。

同じ講義を受けられた料理が得意な方々も知らないことが

多くあって、有意義だったとおっしゃられていました

今回は実際の調理実習はなかったのですが

私も捉え方や考え方が変わりました。

 

 

講義途中のイチゴ狩りも楽しかったです。

木村万紀子先生。

ありがとうございました。

 

 

稀勢の里関 お疲れさまでした。
平成31年1月17日

左肩の痛み

●昨日、稀勢の里関が引退されました

 

大好きな力士だったので、とても残念です。

でも、本当に頑張られ、お疲れ様です。

 

「土俵人生において、一片の悔いもございません」

とおっしゃられたのが印象でした。

 

稀勢の里関の痛められたのは、左肩です。

でもここは、とても痛い所です。

普通の方が考えられている痛さではありません。

痛みには、我慢できる痛みと、我慢できない痛み

があり、このケースは後者です。

 

我慢できない痛みを抱えながら極限の

努力をし、壮絶であったと思います。

 

 

稀勢の里関、ありがとうございました。

 

「宇宙から健康を考える」京都大学の石原教授のお話

撮ってはいけないかもしれない
石原先生のスライドをご紹介

無重力の宇宙はとても優雅、と思いきや・・・

 

現実は違う。半年で50年、年を取る

非常に、厳しい世界である。

 

過酷な宇宙環境で人間が生きてゆくことを研究する

ことで、地球上での健康についてフィードバック

して健康長寿を目指すのが、宇宙医学である。

 

今回、京都大学の石原教授の講演を聞いて

様々な体の変化についてお聞きしましたが、

その中でも、筋骨格系の姿勢科学にとって

大切と思うところだけをお伝えします。

 

●宇宙に行った時の変化。

そう、誰でも知っているのが、骨と筋肉の減少です。

 

宇宙飛行士は、実は宇宙に行く前に筋トレを徹底的に行う。

事前にムキムキにしておくらしい。

宇宙でも、1日90分の運動が課せられているが、

しかし、頑張ってつけた筋肉も、3ヶ月で落ちてしまう。

手足の筋トレはできても、体幹筋やインナーマッスルが

鍛えられないので老化が進む ⇒ まるで年寄り

姿勢は、体幹が重要。その支えるべき筋がなくなると

重力のある地球に帰っても立ってられない、

 

これらは、実は地球上でも起こっている。

寝たきりです。

 

体を使わない生活。

無重力と同様、筋力低下になる。

 

また体を動かさない習慣により。

ただでさえ力が要らない無重力、

やることがないので食べ過ぎて、肥満に。

 

ではどうすれば健康長寿になれるのか?

それは、宇宙と逆をすればいい。

 

体に負荷をかけてあげること。

体をよく動かし、筋力を使うことです。

そして、良い姿勢が大切です。

 

当たり前のようなお話ですが、

あらためて日々の姿勢や運動などが大切である

というお話が聞けました。

 

 

まだまだ、むくみや宇宙酔い、高圧酸素、腎結石、

さらに、ここではまだ未紹介の

老化を防ぐ具体的な方法・・・などなど

様々なお話がありましたが、またの機会に・・・。

石原先生。素晴らしいご講演、ありがとうございました。

 

第8回 世界手技療法会議に参加して

兵庫県の平岡氏と会場入り口で撮影

この度、10月20日21日の土日の2日間に

かけて世界手技療法会議に参加しました。

 

大会の主催者や講演者、発表者、スタッフ、

参加者だけでなく、韓国やアジアの方々も

この手技療法の持つ価値や可能性を多くの方

に伝えたいという、とても情熱的な会でした。

 

この研究発表の場が、これからの日本の、

またアジアのカイロプラクティックや

姿勢科学の発展につながるのは間違いない

と感じました。

 

この様な、記念ある初めての日本開催で、私も

発表の機会を与えていただき、感謝いたします。

本当にありがとうございました。

 

ちなみに、私の発表は、変形性の膝についてでした。

変形性膝関節症10例に対するカイロプラクティックケアの検討

(Consider of the chiropractic care for 10 knee arthritis (OA))

 

PS.

今回のリサーチで、変形性の膝の問題を取り上げましたが、

調べてゆくうちに、腰痛や肩こりと同列ではなく、実は、

変形性の膝の問題は非常に深刻であることが分かりました。

このことは後日、ご報告いたします。

 

世界手技療法会議 が、初の日本開催!
2日目午前には、無料の市民公開講座もあります。
平成30年10月20日、21日

世界手技療法会議のホームページより

この度、初めて日本で世界手技療法会議が

開催されます。

 

テーマは、『手技療法の可能性』です。

 

カイロプラクティックのみならず、

広く手技療法の方々も、症例報告や

ポスター発表・論文発表などで参加されます。

 

参加費は、2日間の参加・食事・懇親会込で

14000円です。

 

2日目の午前10:30~12:00は、

学会と並行して、無料の市民公開講座が別ブース行われ、

興味のある方は誰でもで参加できます。

※2日目午前中の市民公開講座以外は、参加料が必要です

尚、市民公開講座については下記の方をご覧ください。

 

興味のある方は、下記の世界手技療法会議の

アドレスをクリックし詳細をご覧ください。

↓   ↓   ↓   ↓

https://www.icoc-japan.com/

 

【日時場所】10月20日(土)、21日(日)

【場所】倉敷芸術科学大学(→アクセス)

【大会長】中垣光市DC、CCSP

※お問い合せは、直接世界手技療法会議のホームページか、

当院のお問い合せフォームでお願いします。

 

 

世界手技療法会議のホームページより

●市民公開講座(無料)について

 

右のチラシの様に、

平成30年10月21日(日)10時30分~12時

倉敷芸術大学22号館で行われます。

 

 

内容は、医師の星旦二先生による基調講演が行われ

ます。(テーマ:健康長寿と姿勢)

 

さらに、桑岡俊文博士(Ph.D) による姿勢調整の

デモンストレーションが行われます。

 

※2日目午前中の市民公開講座以外は、参加料が必要です

※お問い合せは、直接世界手技療法会議のホームページか、

当院のお問い合せフォームでお願いします。

 

 

世界手技療法会議のホームページより

●市民公開講座(無料)について

 

右のチラシの様に、

平成30年10月21日(日)10時30分~12時

倉敷芸術大学22号館で行われます。

 

 

内容は、医師の星旦二先生による基調講演が行われ

ます。(テーマ:健康長寿と姿勢)

 

さらに、桑岡俊文博士(Ph.D) による姿勢調整の

デモンストレーションが行われます。

 

※2日目午前中の市民公開講座以外は、参加料が必要です

※お問い合せは、直接世界手技療法会議のホームページか、

当院のお問い合せフォームでお願いします。

 

 

米国内科学会(ACP:American College of Physicians)より 
非特異的腰痛に対し『薬を第一選択肢としない』新たな指針(
2017-2-14

米国内科学会(ACP)のホームページより

 

2017年2月14日に、アメリカの内科学会の腰痛診療

に対する指針がでました。

内科の指針ですので、外科的手術などの侵襲的治療法を

含まないガイドラインです。

(※侵襲的治療法とは、外科治療などの体への負担が大きい治療を指します)

 

対象となる腰痛は、非特異的腰痛といって、

『病気や疾患が原因でない私たちが日ごろよく経験する腰痛』です。

ACPとACS(米国疼痛学会)の2007年の共同ガイドラインでは、

第一選択肢は薬でした

しかし、

今回の発表では、画期的な変更があり、薬を最初から使わない。

薬の前に代替医療等を推奨するという方針に変わりました。

(※代替医療等とは、既存の西洋医学以外の療法を指し、

カイロプラクティックや鍼、ハーブ療法等です。)

 

 

【ガイドラインの概要】

『急性・亜急性の腰痛のほとんどは、時間の経過とともに

自然におさまってゆくので、多くの患者さんには薬は

必要ないであろう。患者さんは、他の治療法について

医師と話し合って良い選択をすべきである』と述べている。

 

『薬以外の治療法として、温熱療法など、暖めてあげる

のがいいだろう。』(中程度のエビデンス)

 

『さらに、マッサージや鍼、脊椎手技療法など、もそれほど

大きな効果は無いが薬の前におすすめである。』(低いエビデンス)

 

『それでも痛みがつらい場合は、非ステロイド性抗炎症薬

NSAIDs)または筋弛緩剤などのお薬を選択すべきである。』

 

***ここからは、慢性腰痛についてです。

  

『慢性腰痛の患者さんには、運動、リハビリ、鍼灸、

マインドフルネスベースのストレス軽減(中等度のエビデンス証拠)、

太極拳、ヨガ、運動制御訓練、進行性弛緩低レベルのレーザー療法、

オペラント療法、認知行動療法、または脊髄操作(低いエビデンス)

を含むが、これらに限定されない。』

ここまでは、強く推奨されることです。

 

『しかし、慢性腰痛患者さんが、様々なお薬以外の治療法で、

反応がよくなかった場合、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs

などのお薬を使うこと』が推奨されています。

 

それでも患者苦痛が強い場合

『オピオイド(麻薬性鎮痛薬)は、利益がリスクを上回り

患者さんと議論した上で判断される』 

以上です。 

 

※ただし、私の訳ですので、分かりずらい場合や、

不適切な部分が有るかも知れませんし、この訳を

他で使用して何かあっても責任は持てません。

正確に知るには下部リンクで英文の本文をご覧下さい。

 

※英語ですが、詳しくは、以下をご覧ください。

 

急性、亜急性および慢性腰痛に対する非侵襲的治療法

:米国内科学会の臨床実践ガイドライン

Noninvasive Treatments for Acute, Subacute,

and Chronic Low Back Pain: A Clinical Practice

Guideline From the American College of Physicians

↑  ↑  ↑  ↑

文字をクリックして下さい。 

 

※ACPホームページおよびAuthor(著者)

Qaseem A1, Wilt TJ1, McLean RM1, Forciea MA1; Clinical Guidelines Committee of the American College of Physicians

 

 

米国の腰痛に対する過去のガイドライン (2007年10月2日発表分.)
米国内科学会(ACP
)と疼痛学会(APS)の共同ガイドライン 

EurelAlert! (The Global Source for Science News)
のホームページより

 

【ガイドラインの概要】

『過去3カ月間に腰痛を経験した米国人は4人に1人。

全成人の約17.6%が、前年に重度の腰痛を経験した。

治療に関係なく、ほとんどの人の腰痛は1ヶ月以内に改善する』

 

『臨床医は、非特異的腰痛の患者のために、X線、CT、MRIなどの

画像診断をルーチンとすべきでない。(ルーチン:定型業務として)

重度または進行性の神経学的な問題を有するか、癌または感染症が

疑われる患者に対して、画像診断をオーダーすべきである。』

 

『腰痛に対するのほとんどすべての薬にはいくつかのメリットがあ

ったが、リスクもある。

オピオイド(麻薬性鎮痛薬)や筋弛緩剤は、重度の痛みを抱える

人々に安心感を与えることがでるが、潜在的な利益とリスクを

慎重に評価する必要がある。』

 

『麻薬を服用したくない患者は、鍼、脊椎徒手矯正、マッサージなどの

非薬物治療の恩恵を受けることができる。』

 

以上です。

 

※ただし、私の訳ですので、分かりずらい場合や、

不適切な部分が有るかも知れませんし、この訳を

他で使用して何かあっても責任は持てません。

正確に知るには下部リンクで英文の本文をご覧下さい。

 

※英語ですが、詳しくは、以下をクリックし

EurelAlert! (The Global Source for Science News)

のホームページをご覧ください。

 

ACPとAPSは、腰痛の治療に関する包括的なガイドラインを発表

ACP and APS issue comprehensive guidelines for treating low-back pain

↑  ↑  ↑  ↑

文字をクリックして下さい。 

 

 

 

 

 

EurelAlert! (The Global Source for Science News)

 

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