カイロプラクティック・姿勢療法

姿勢と運動性、身体機能を向上させる姿勢療法で、お身体のお悩み根本解決!

KCSセンターたかの施術院

〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2

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営業時間:10:00~20:00(水~16:00)

危険な腰痛 レッドフラッグ

危険な腰痛 レッドフラッグ

【重要】危険な腰痛について

 

ここは気を付けて!

 

命に関わったり重大な健康被害につながる様な

危険なタイプの腰痛をレッドフラッグといいます。


腰痛で死に至ることは、非常に稀です。
しかし、腰痛の症状の裏に病気や疾患が
隠れいている場合があります。

もし、下記の様だと感じたなら医療機関にご相談下さい。

 

≪レッドフラッグが隠れている可能性の高いの例≫

  1. がん腫瘍が関係している疑い
  2. 排尿・排便障害
  3. 全く立てない・歩けない・動けない
  4. 背骨に感染や炎症のある疑い
  5. 痛みが尋常ではない
  6. 外傷性の急性期(事故やケガ等)
  7. 急性の圧迫骨折
  8. 重度の心理的な問題や病気が主体?
  9. その他、内蔵系や病気や疾患が原因

    などです。

これらの9項目をお話致します。

腰痛レッドフラッグを少し詳し

 

1. がんが関係している疑い

   ※腰痛の裏に内科的な病因がある場合。
    命に関わる可能性のある問題です。

 

特徴

安静時でも痛く 動いても痛みに変化が無い

比較的長いスパンで 段々痛くなってゆく

 

 

内臓が不調になった時、腹痛だけでなく腰や背中に異変を感じることもあります

 

がんが潜んでいるかもしれない腰痛は
背中側にある臓器から起こることが多い

 

 

【腰痛は体の背中側にある臓器から】
すい臓や腎臓等、体の後ろ側にある臓器
後腹膜臓器)は
体の後ろ側にあるが故、
腰や背中に痛みを感じる場合があります。

 

がんや炎症があると腰より上側の背中に
痛みを感じることが多いです。

 

『すい臓がんは、背中や腰の少し上の方に
痛みがでることが良く知られています
 

がんでなくとも急性慢性すい炎等の炎症でも
腰痛の
でる場合があります。

 

『急性すい炎の場合は、症状が強くて医療機関
にかかられているのが実情で、腰痛の問題は
少ないと思います。

 

慢性すい炎』は中々原因が分からず、
特定されにく原因不明の腰痛の一つです。

慢性すい炎の症状は

  • お酒を飲むと消化しにくい
  • 脂っこいものを食べても消化しにくい
  • だるさや疲れやすい
  • お腹の痛みや不快感がある

などの様々なお腹の症状が合って、
その上で腰痛がある場合は、医療機関へのご相談も
一つです。さらに、慢性すい炎は、糖尿病や
すい臓がんのリスクが高いので注意が必要です。

※慢性すい炎は、命に影響することは少ないです。

 

腎臓や尿感に結石があると、激烈な痛みが背中や腰にでることがあります。

 

腎臓がん』でも腰痛は出ますが、
医学が発達した現在では、腰痛から
腎がんが発見されることは少ないです。

 

腎尿路系の石
腎で腰痛に関係しているのは、石です。

腎臓結石は少し腰の上の方に、尿感結石
その場所により痛む所は変わりますが
どんなに我慢強い方でも辛抱できない程
激痛です。そのためよくある腰痛と
間違えることはほぼありません。


さらに腎盂腎炎等も腰痛を感じる事があります。


 

体の前側で痛みはお腹側が多いのですが姿勢や背骨の感じが良くなると胃もスッキリすることが多いので関係が有ります

 

【胃は心身の全ての不調を表現、だから腰痛も

胃は生活臓器なので、体の不調は胃の不調として、その異変をサインとし出して私たちに
異常を知らせてくれます。胃があれていたり
胃潰瘍胃がんなどがある場合、腰痛が出る場合が
あります。

多くは関連痛として、胃と関係のある神経系を
介して腰痛が出ます。

 

肝臓から痛みが出ることはほぼありません。後ろにある大動脈も、多くは無症状ですが、トラブルがあると腰から背中に痛みが出ることが有ります。

 

【大きな血管系からの腰痛もあり】

大動脈瘤大動脈解離は、胸部や腹部の
大血管にでき、その大半は無症状です。

お腹に拍動の振動の周期で何か腰か何か良く
分からないが痛い等があれば、一度検査を受け
ることをお勧めします。
(特に中高年男性)

突然の破裂や乖離は強い症状がでます。
あらかじめ知られていない場合の死亡率は
とても高いです。
腰痛がキッカケでたまたま
発見されることもあり、それはラッキーです。

 

【骨】

腰痛原因としてはとても少ないですが、
骨に出来る原発性のがんや転移するがんがあります。
腰椎や骨盤部、仙骨などの場合、痛みや
異変(なんか変)がでることがあります。
さらに、腰部の神経系に影響が及ぶと、
足(下肢)が動かない、動きにくい、感覚が
少なくなってきたという場合もあります。

 

【女性特有の腰痛もあります】
生理痛で、お腹の痛みに加え腰痛が出る場合が
あります。
子宮内膜症等があり、症状がさらに
ひどくなる場合もあり
ます。普段から慢性腰痛
のある方は、これらが重なってよりつらくなる
場合があり、普通の腰痛を解消しておくことも
大切です。

 

これらは内臓系から来る腰痛は、単なる腰痛では
ありません。全く別物です。しかし、腰痛から
お体の病気を早めに
気付く大切なサインとなる
ともあります

 

 

 

 

 

2. 排尿・排便障害

尿や便が出ない・止められない!
要早期対処!!24時間以内!

遅れると回復は困難になるから!

腰部椎間板ヘルニア等で直腸や膀胱などをコント
ロールする
神経が圧迫されることにより起こりま
す。実際は、
かなり進行しないとこういった症状
はでないことが多いです。

しかし、進行すると緊急手術が必要です
そして、遅れると手術でも回復困難です。

直腸や膀胱自体に問題がない場合で、
「出にくい・漏れる」
などがあれば進行して
「完全にダメ」になる前に、早めに
整形外科
などの受診が大切です。

 

 

 

 

 

3. 全く立てない・歩けない・動けない
(脱力系・強い神経症状)

自分の意思で動けない状態なら、
迷わず医療機関に相談

  • 足に全く力が入らない、
  • 立てない
  • 脱力する
  • しびれている
  • 足を触っても感覚が無い
  • 自分の手や足でない様な感じがする

などの場合は、腰部のヘルニアや狭窄症、がん、
化膿性脊髄炎
等の炎症などで神経系のトラブルの
場合もあります。

しかし、さらに

  • 片側の手側が感覚が無く、マヒしたり動かせない
  • うまく言葉が出なかったり、呂律が回らない
  • 視野の一部が欠けていたり、二重にみえる
  • 口から泡がでている

等の脳卒中などの可能性もあります。

 

 

 

 

 

4. 背骨に感染や炎症のある疑い

免疫が低下すると、感染や炎症を起こしやすく、
糖尿病や高齢、透析などの方は特に注意です

脊椎カリエスは、結核が背骨で発症した状態です。

もともと結核の既往のある方がなりやすいです。
結核は、過去に比べて激減しましたが、現在でも

1日当たり50人が発症し、5人が死亡する病気です。
(※結核の常識2016_kiriより
だから今でも気を付ける必要があります。

化膿性脊椎炎は、背骨に主に黄色ブドウ球菌
入り発症すると云われています。

どちらも、医療機関で治療が必要不可欠です。

 

 

 

 

 

 

5. 痛みが尋常ではない

危機感を感じる・発熱や発汗、吐き気やおう吐
呼吸の乱れ等、さすがにこれは違うと感じる時)

腰痛ではなく、他の病気の可能性もあります。
体の中に感染や炎症などのある場合。
アナフィラキシーなどのショック状態なども。

例えば、腎臓や尿感などに結石がある場合、
尋常でない痛みがあります。
症状が強いと、医療機関かかるのですが、
ギリギリ我慢できるぐらいが問題です

 

 

 

 

 

6. 外傷性の急性期(事故やケガ等)

交通事故なら軽傷でも医療機関受診が多いですが
身近な打撲などで比較的軽度と思っても、受診を
控えることが多いです。しかし、数日たっても
何か変?と感じたら、受診をすることが大切です。

 

 

 

 

 

7. 急性の圧迫骨折

(※椎体が縦方向(重力)につぶれる骨折)
(特にシニア女性で尻餅や転倒、やその後)

圧迫骨折には2種類あり、10年以上ゆっくり時間
をかけて骨折して行く無痛の『いつのまにか骨折
と激痛の圧迫骨折です。痛みのないので気付かない骨折

急性の激痛の圧迫骨折は『非常に辛い』のでご本人
が医療機関を希望します。

特徴的な痛みの場合もあります。
それは、寝転ぶとき、寝ていて起き上がる時だけ
腰部に激痛が起るタイプもあります。

それ以外は、急性の骨折なのに痛くありません。

しかし、高齢者の場合、股関節の骨折と同様、がまん
する人もおられます。(あまり歩けない方に多い)
周りの方が注意してみてあげる必要があります。

 

 

 

 

 

8. 重度の心理的な問題や病気が主体?

(進行する前に専門医に掛かることが大切)

軽度なら努力で何とかなる場合もありますが、
少し進行しだすと専門家でないと対処は不可能です。
早めの受診が有効です。

 

 

 

 

 

9. その他、内蔵系や病気や疾患が原因と思われるもの  

 腎臓に結石や慢性膵炎 →大動脈瘤など

などが、挙げられます。

 

 

 

 

 

 

≪レッドフラッグを知るヒント≫

これだけは気を付けて頂きたいキーワードです。

 

 

がんなどの悪いものの可能性も否定できない】
    以下の3つに気を付けて下さい!

  1. 安静時でも痛く、動いても変化がない
  2. 姿勢を変えても関係ない
  3. 数ヶ月かけて時間とともに徐々に痛みが強くなってゆく

などに当てはまれば、注意した方が良いと思います。

 

さらにもう一つ、人には不思議な力があります。
何となく勘が働くことがあるのです。

 

あなたの予感、自然に感じる場合がある】

 ●今回は普通の腰痛でないかも?と勘が!

 

こういった勘が働けば、迷わず、一度受診してください。

 

お疲れ様でした。

でも、これらのことは、当院や全国の各KCSセンター院では、
日常行っていることです。インタビューシートや問診からの
情報より、さらに問診を進めてチェックし、疑わしい時は、
医療機関への受診を勧めたり、ご紹介を行っています。

実際、海外のカイロプラクティックの大学では、こういった
医療的な部分についてかなり時間を割いて教えられます。
重要性が高いからですし、私もそう感じております。

 

 

 

 

ここから先、腰痛の知識編に入ります

でも、今痛い!、すぐに腰痛の対処法を知りたい方は、
腰痛とは?(腰痛の基礎知識)を飛ばしていただき、
下記をご選択ください。

ぎっくり腰対処法→) or (慢性腰痛対処法→)

(戻る↑)

 

 

大動脈瘤が腰痛に?

腰痛の原因は多彩です。こんなことで腰痛が?ということも結構あります。

こんかいは、大動脈瘤と腰痛について簡単にお話いたします。

大動脈瘤で腰痛は起こるのか?

破裂すると死亡率の高い大動脈瘤。

そんな血管系の問題で、腰痛は起こるのか?

 

実際は、あまり起らない様です。

 

しかし、腹部大動脈の下部の方に瘤が出来た場合、

未破裂でも腰痛が出現することがある様です。

大動脈瘤とは?

大動脈瘤とは?

血液の内側からの圧力により、大動脈がふくれにこぶ(瘤)ができた状態です。

先天的なものと事故やケガで血管にキズがついたなどがキッカケと

いわれています。

 

元の血管の太さの約1.5倍以上に膨らんで、縮むことなく固定化された

状態であると、大動脈瘤といわれるようです。

 

どうして腰痛に?

腹部大動脈は、腰痛のそばを通っています。

通常の大きさなら関係ありませんが、

大きく膨らむと、腰椎に圧がかかります。

拍動とともに、ズキッズキッと拍動性に腰に痛みが

出る場合があります。

実際は、多くは拍動を感じない、あるいは軽く

感じる程度が多いようです。

 

あらかじめ大動脈瘤と分かっていない方の瘤が破裂すると、

約90%が亡くなるといわれています。

こういった、症状がもしあれば、単なる腰痛ではない場合が

あります。医療機関にご相談下さい。

 

問題は?

普通の腰痛では、命に支障はありません。

 

しかし、大動脈瘤は、破裂すると、とても死亡率が高い、

死に至る病気なのです

 

問題は、自分が大動脈瘤かどうか?非常に分かりにくいのです。

 

手術に関しても、充分検査して、計画を立てた手術でも

難しいといわれています。

しかし、大動脈瘤が破裂して、原因不明で救急で医療機関に運ばれたら、

さらに、非常に困難な状況と想像がつくと思います。

 

したがって、未破裂の状態で、見つけ、

医療機関でちゃんと管理される必要があります。

 

ただし、ほとんどが無症状ですから、普段の生活で

意識することは、ほとんどの場合ありません。

 

リスクの高い方は、男性、60代以上、高血圧、肥満、喫煙・・・などで

若い方には、ほとんど関係ありません。

普段から”拍動性の腰痛”があって、上記のリスクの高いと思われる方は、

ほとんどの方は異状なしでしょうが、医療機関に一度ご相談される

がいいと思います。

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 圧迫骨折とは?

 

背骨が縦方向(重力方向)に潰れるタイプの骨折です。

「急性タイプ」と「ゆっくりタイプ」があります

 

「急性タイプ」は急な骨折ですので、めちゃくちゃ痛く

入院が必要なことが多く、日常生活に多大な支障を来します

 

一方、「ゆっくりタイプ」は、数年~数十年かけて

徐々につぶれてゆくタイプ。

多くのシニア女性のお悩みのひとつです。

一般に、痛みなどの急性の症状はありません。

本人が感じるのは、徐々に前傾姿勢や身長が縮むなど。

したがって、コルセットで入院なども不要です。

 

骨粗しょう症や猫背になっておられるシニア女性が、

尻餅などのキッカケにより起こるケースが多いです。

 

また、「急性タイプ」は、若い方にもあります。

スポーツやロッククライミング・水泳の飛び込みなどや、

交通事故や突発的なケガにより、起ることもあります。

 

さらに、悪性腫瘍の骨転移などで病的な圧迫骨折

もあります。

どこが潰れるのか?

上の図は正常椎骨の模式図。下の図は椎体部の前方部分がつぶれた図。

圧迫骨折で潰れるところは、体重を支える椎体です。

椎体は椎骨の前方部分になります。

正常椎体の形は「四角形」です。(右上図)

 

この椎体が、尻餅など、右図の黄色の矢印のように

縦方向に力を受けて、その力に耐えることが出来

ない場合、骨折に至ります。

 

椎体の前部と後部では、前の部分が弱いため

潰れやすくなっています。

つぶれる形は、三角形やお魚のような形などが

あります。

 

圧迫骨折になった方の問題は、痛みがきえて回復した後も

どうしても姿勢が猫背になってしまうことです。

一度圧迫骨折を起こすと、元に戻りません。

 

したがって、若いころから予防です。

予防は、カルシウム摂取と良い姿勢・日常生活上での

体の使い方などが大切です。

 腎蔵やすい臓から腰痛に?

 

腰痛には様々な原因があります。

その中には内蔵からのものもあり、良く知られているのが

腎臓とすい臓由来からです。

 

腎蔵とすい蔵は体の後ろの方にある

ので腰痛に関係しやすい

 

腎臓やすい臓は、後腹膜臓器といって、胃や腸などを

包んでいる腹膜の後ろにある臓器で、体の中心からすると

かなり後ろにある臓器で、炎症を起こすと、腰(背骨)

に痛みなどの影響が出やすいのです。

 

腎蔵は腎盂腎炎と結石

 

腎臓やその中心部の腎盂という所に炎症があると腎臓の位置

でたたくと痛みがでることがあります。(パンチテスト)

また、腎臓に石があって、尿管などで引っかかると

超強烈な痛みなので、普通の腰痛と違うことは、

すぐにわかります。

お医者さんによる診療が必要です。

 

急性すい炎でも腰痛

 

急性すい炎で腰痛も起こります。

しかし、症状が非常に強く、それどころではないこと

が多いので、腰痛単独で問題になることは普通ありません。

「すぐに病院に連れて行ってほしい」となるからです。

【症状が非常に強くの補足

急性水煙の症状は、腹痛に加え背中や腰などの差し込むような

強い痛み、吐き気や発熱、例え吐いても治まらず、

全体の約20%の方が重症化され、一刻を争うこともある程です。

 

どうしてそんなことになるのか?

※ここからはTV番組「今日の健康・急性すい炎」R2.5.11放送

帝京大学佐野圭二先生よりのお話です。

すい臓には、トリプシン→タンパク質、リパーゼ→脂肪、

アミラーゼ→炭水化物という3つの消化酵素があります。

その中でトリプシンというタンパク質を溶かす酵素があります。

通常、すい臓の中にある間は、休眠中(非活性化状態)ですが、

その酵素が種々の原因ですい臓の中で急に働き始め(活性化)、

すい臓自体を溶かしてしまう(自己消化)が急激に起こって

すい臓やその周りの組織をどんどん溶かしてゆくという怖い病気です。

どうして溶かすのか?

原因は、お酒の飲みすぎ(全体の1/3)女性に多い胆石

いわれています。

アルコールが肝臓で代謝された代謝産物の中に

トリプシンを刺激し活性化につながるといわれています。

また、十二指腸の出口がアルコールで浮腫んだり、胆石が

詰まって、消化液が逆流することにより起こるといわれています。

この急性すい炎は、再発することも珍しくありません。

予防は、アルコール摂取を適度に、禁煙し、暴飲暴食や

脂肪分の多い食事を少なめになどが大切です。 以上番組より。

 

私の周りにも何人か経験者がおられおられますが、

「あの苦しさはもう嫌」頑張られておられる方

も多いです。

 

 

 

慢性すい炎からの腰痛は分かりにくい

 

一方、慢性すい炎は、急性すい炎と違って痛みは

ゆるめです。痛む場所は、お腹の痛みだけでなく、

背中や腰の上の方の痛みとして現れるといわれています。

あまり腰痛の原因として知られていないので、

お医者さんからそう告げられることも少ないです。

【補足】

膵炎の慢性化は、急性膵炎を一度、あるいは複数回、

患った方が、お医者さんより慢性化の話を聞いていて、

「そうなるかも?」と思われている方がおられます。

その一方、徐々に進行するタイプの方がおられ、

たまたま検診や他の目的でCTやエコーなどの画像診断で、

すい臓に石(すい石)みられ、慢性すい炎とお医者さん

に診断されることも少なくないといわれています。

慢性すい炎は、すい臓の細胞を徐々に壊してゆくので、

すい臓の働きが悪くなってゆき、消化不良や糖尿病への

リスクが高まるので、早めに見つけてもらう方が

幸せです。

 

また、すい臓がんの場合も慢性膵炎と同じような場所に

痛みなどの症状が出るため、それを見極める(鑑別)

ために、医療機関にご相談されることが大切です。

 

※ただし、慢性すい炎で必ず腰痛が出るとも限らないので、

実際、他の腰痛の原因があったり、複合している可能性

もあり、その特定は難しいでのが実情です。

 

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がんによる腰痛

がんと聞いただけで怖いですね。

 

そのがんが原因で腰痛がおこることが稀にあります。

 

 

ここで『がん』というと、悪性の腫瘍も含め、

ひらがなで『がん』と称します。

※皮膚や粘膜、体の様々な管の表面など、

上皮がら発生する悪性のものを癌といいます。

例えば、肺癌、皮膚癌、胃癌・・・

一方、上皮以外から発生する「腫れもの」を腫瘍といいます。

腫瘍には、良性と悪性があります。

 例として、脳腫瘍、脊髄腫瘍、骨腫瘍など

さらに腫瘍には良性と悪性があり、悪性なら、腫瘍→肉腫に変わります。

 例として、骨腫瘍→骨肉腫、脂肪腫→脂肪肉腫など

 

●まず、どんな症状か?普通の腰痛と違うのか?

 

よくる普通の腰痛は、

じっとしていると痛く無いが、

姿勢を変えたり動かす動作で痛い、

動かし方や方向が変わると痛いといった

姿勢や体の動きといった運動器に関係するものです。

 

ところがじっとしてい動かないのに痛い(安静時痛)

の場合は、運動器系からくる痛みでない可能性が高く

がんなどをはじめとする危険な腰痛の可能性として挙げられます。

 

どこから?

というと、内蔵系や心理的な問題など

非常に様々なもの=症候性腰痛が挙げられます。

症候性腰痛は、ご覧いただくと非常に多くの原因が

あり、その中の一部にがんの可能性があるのです。

 

 

●腰痛の原因となるがんは?

 

先ほども述べましたが、腰痛全体から見ると、

非常に少ないです。

 

しかし、例え少なくとも、命に関わる問題なので、

私たち療法家も、常に頭に置いて患者さまをみさせて

頂く必要があります。当院では、もし、何らかの

疑いが生じれば、近医(つとう医院)などの

医療機関にすぐにつなげております。

 

 

●腰痛の原因となるのは大きく3つ

 

①腰部から発生した原発がん(まれ)

  ☆脊髄腫瘍(髄内腫瘍と髄外腫瘍)

   神経細胞ががん化したり、髄膜の細胞ががん化

   したりする

  ☆脊椎腫瘍(骨より発生)

 

②腰部以外のがんからの転移

 

 ☆乳がんや前立腺がんが多いが、他に肺がん、

  子宮がんなど他の多くのがんの可能性もあります。

 

③関連痛

それに加えて、腎臓がんやすい臓がん、子宮がん

などの様々な内臓臓器からのがんによる痛みの

関連痛があります。

関連痛は、腰自体から腰痛の原因が出ている訳

ではなく、離れた他の場所の痛みを、腰部の痛み

として感じるのを関連痛といいます。

脊髄から神経が出る場所が同じなので関連して

痛みがでるといわれています。

 

 

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