カイロプラクティック・姿勢療法
KCSセンターたかの施術院
〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2
【イズミヤ高野店、洛北スクエアより徒歩1分】
(※フリーコール圏外からは075-706-6614)
営業時間 | 10:00〜19:00 |
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休業日 | 火曜・金曜・日曜 |
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目 次
姿勢療法は、姿勢を良くすることで、
お身体の様々なお悩みの解消や、
よい状態を保ち続けることを目的
とした手技療法です。
姿勢療法のベースとなる理論は
カイロプラクティックです。
少し詳しく 姿勢療法とは、姿勢科学を基に、 |
しかし、この分野は日々新しい発見があります。
まだまだ無限の可能性を秘めており、私たちも
さらに学んでいく必要があります。
当院の姿勢療法が目指すもの。それは、
この療法を通じ健康で豊かになっていただく
ことです。
私たちはそのお手伝いをいたします。
●WHOガイドライン
「カイロプラクティックの基礎教育と安全性」
◆姿勢療法は補完代替医療
姿勢療法のベースは、カイロプラクティックです。
カイロプラクティックは、WHO(世界保健機構)
では、補完代替医療(ホカンダイタイイリョウ)
として正式に認定されています。したがって、
姿勢療法もこのカテゴリーに入ります。
【補完代替医療とは?】
現代医学だけでは対応できない所を
代わりに(代替)補って、医療全体として
患者さんの健康を完結させる(補完)分野
といえます。
今の医療に足りていない部分、
「必要とされながら不足している領域」
をカバーしている健康療法ともいえます。
◆医療機関と姿勢療法は対象や目的が違う
医療機関は、病気に着目し、その目的は治療です。 姿勢療法は、健康に着目し、その目的は健康力向上です。 |
例えば、どんなに辛い腰痛や肩こりでも
レントゲンやMRI上、異常のないタイプのものは
医療機関では積極的な治療対象とはなりません。
一方、姿勢療法はそういった領域を得意として
います。
◆姿勢療法は健康力をアップさせる
姿勢療法は、医療と違って病気を治すではなく
健康な部分を伸ばすという考え方です。
◆まとめ
この様に、医療と姿勢療法とは全く違います。
指向性が、病気と健康なので真逆ともいえるでしょう。
だから、もしあなたが既存の医療や様々な療法、
健康法などで、満足できる結果が得られていない
場合は、全く違う視点を持つことも大切と考えます。
ダニエル・デイビット・バーマー(DDパーマー)
カイロプラクティックとは
カイロプラクティックは、1895年のアメリカ
でDDパーマーによって創始された手技療法です。
WHOでは補完代替医療(CAM)とされています。
西洋医学系なので整体と異なります。
独自の造語と概念
カイロプラクティックという言葉は
カイロ=手、プラクティック=技術という
意味を持つ造語です。
直訳すると手技療法となりますが、他の
手技療法と全く違う独自の概念を持った
療法です。
その他、カイロプラクティックには、様々
な造語や独自の概念があります。
独自の手技療法
世界中に手技療法は数多く存在します。
日本でもあんま・指圧・マッサージ等色々
ありますがカイロプラクティックは、その
どれとも、全く異なる独自の考え方を持つ
手技療法です。
(※下記WHOの定義ご参照)
骨のズレとは?
カイロは骨のズレを矯正することにより健康力
を向上させる療法です。
骨のズレはサブラクセーションというカイロ独自
の造語からきています。日本語に当てはめる言葉
で分かりやすく適当だったのが骨のズレだったの
で現在一般に使われています。
サブラクセーションは、脳から全身に行き来する
神経の流れを乱す骨のズレを指します。パーマー
は、このような障害は、身体の自己調整メカニズ
ムに影響を与えることで、病気や不調につながる
と提唱しました。
人が生まれながら誰しも備わっている自然治癒力
に基づいたこの考え方は、カイロプラクティック
の考え(哲学)の核心を形成しています。
医療とのつながり
カイロプラクティックは、その概念(考え方)や
独自の造語多く、アメリカでも『孤高の医療』
のような療法なので、医療分野から理解され
にくい時代が長く続きました。
しかし、1970年代から北米を中心に論文が多
く書かれたことや、医療寄りの考え方やタイ
アップが増え、さらにWHOの加入などで世界
的に医療とのつながりが増えてきました。
さらに、アメリカやイギリスなどのカイロ先進国
では、大概の健康保険に相当する制度が使える状態で
医師を含め多くの人々は医療と思っている状態です。
これは日本の現状とはかなり異なっています。
カイロプラクティックケアの目的とケア
カイロプラクティックの目的は、健康を取り戻し、
健康であり続けるためのサポートです。
そのために、カイロプラクティックは何を
しているの?と思われる方も多いはず。
カイロプラクティックは、サブラクセーション
を探し、矯正することです。
いかにサブラクセーションを正しく見つけ、
正しく矯正するかに、かかっています。
そのため、海外では全脊柱前と横のレントゲン
撮影による診断がなされています。
ただし、被爆の影響がありますので、最近では、
KCSセンターでも取り扱っている姿勢プリント
(海外ではBioprint)などが用いられています。
さらに、カイロプラクティックは予防医療と
して海外では人気です。特に慢性疾患は、
手術が必要になるまでにカイロプラクティック
では出来ることがあります。
【WHOの定義】
●カイロプラクティックの定義
2006年のWHO(世界保健機関)の
カイロプラクティックの定義は、
『神経筋骨格系の障害とそれを及ぼす
健康全般への影響の診断、治療、予防
する専門職であり、関節アジャストメ
ントおよび/もしくはマニピュレーショ
ンを含む徒手治療を特徴とし、特にサブ
ラクセーションに注目する』※
と記されています。
※カイロプラクティックの基礎教育と安全しに
関するWHOガイドラインより抜粋
背骨の中の神経系に着目
カイロプラクティックは背骨に着目しています。
背骨の中には、神経(脊髄)が通っており、
脳から全身に行き来する神経の幹の部分で、
とても大切な部分です。
脳のコントロールシステム
脳はこの神経系を介して全身をコントロール
しています。最近の研究で、脳以外の局所か
ら、他の臓器や箇所がコントロールが行われ
ているようですが、あくまで脳がちゃんと機
能していることが前提です。
さらに、脳は命令を出すだけでなく、手や足
や体表面、五感などから、その情報をフィー
ドバックを受け取ります。
そうやって脳と体の間の情報伝達の行き来で
より適切なコントロールが行われています。
その時背骨の中を電気信号(マイナスイオン)
の流れによって伝えれれているのです。
サブラクセーション
私たちの身体は、生まれながら誰しも備わって
いる自然治癒力によって守られています。
この素晴らしい力を低下させたり、妨げる
のは、背骨のズレ(筋骨格系の歪)があるから
とDDパーマーは提唱し、サブラクセーション
と命名しました。
このサブラクセーションこそがカイロプラク
ティックでキーポイントとなるアジャスト
(矯正)すべき対象です。
サブラクセーションがあると、脳から全身に
いく命令が100%正しく伝わらないために、
様々な機能的、能力的な低下や機能不全につ
ながり、心身の不調につながるのです。
サブラクセーションは筋骨格系の歪として
現れます。神経系に不調があると、体はそ
れを伝えるため必ず姿勢に変化を出してき
ます。(ボディランゲージ:体が語る言葉)
手技による矯正は、スラストというカイロプ
ラクティック独自の素早い矯正があり、その
時、ポキッと音が聞こえることがあります。
ただし、スラストでないとどうしても矯正
できないケースは少ないので、音の鳴る様
な矯正は必ずしも必要ではありません。
現在、カイロの本場、アメリカ諸国など
でも、安全性を高めるために、ゆっくり
優しい音の鳴らない矯正方法をとるところ
も増えてきている様です。
サブラクセーションが矯正されると、
脳のコントロールシステムが復帰し、
『自分で自分の体を回復させる』機能を
取り戻し、健康につながるのです。
この様に、カイロプラクティクは自然療
法的な手技療法といえます。
ダニエル・デイビット・バーマー(DDパーマー)
この世に、手を使って、身体へ施術する
技術は、非常に多く存在します。
そして、カイロプラクティック(以下カイロ)
と全く同じ?テクニックを使っている所も
あります。
カイロの先生にテクニックだけ教えて
もらっている人もいます。
カイロを学ぶのは人の身体の仕組みを理解
することなので、悪いことではありません。
しかし、テクニックが同じでも
それはカイロではない場合が多いのです。
その違いは?
カイロにはカイロの見立てがあります。
同じ患者さんのお身体を見ても、どういう
視点で見ているか?が違います。
たとえば、医師が観た場合と、整体の先生、
さらにカイロから見た場合では、
「どこがどう悪いか」「どうすればいいか」
など、分かりやすく言えば、そもそも
ものの見方が違うのです。
同じテクニックを使ったとしても、自ずから
結果は全く違います。
この点は、カイロが独自の概念を持って
いるため、他の手技療法とも一線を画します。
カイロプラクティック哲学
カイロが、他の手技療法と異なる一つが
この哲学です。
カイロは、健康や病気といった事象を、
運命や神の領域まで含め、全宇宙、
自然の摂理の中から捉えているのです。
こういったことは、カイロが非科学的と
批判される部分でもあります。
しかし、こういったことはカイロだけではありません。
例えば、ハイゼンベルクの著した『部分と全体』
という本に、18世紀末からアインシュタインや
シュレーディンガーなどの群雄割拠と云われる様な
多くの物理学者が登場し、しのぎを削るのです。
これらの物理学者らの極限に至った時、必ず
『神』が出てくるのです。
科学が進歩し様々なことが明らかにされてきました。
しかし、科学や医学が人の心身や生命などのことを
100%解明できた訳でもありません。
まだまだ、『自然である人』に科学は追いついていな
いのです。
そしてあなたも、この世の中で『運命』などの
様にどうしようもない大きな力が働いている、
その中で生かされていると感じたことが
あるのではないでしょうか?
普段はそんなことは科学的にあり得ないと
思っていても、自分や自分の大切な人が
『死を前にしたり、難病におかされたり』
『大事な人の死や誕生』など極限的な事象に
遭遇した時は、何か大きな力を感じる事が
あるかも知れません。
カイロは、そういった人の体の不思議な仕組み、
メカニズム、その時代で説明がつかない事象などを
臨床や研究を重ね、昇華させて一つの治療体系を
作った一分野なのです。
その中で様々な不思議な事象に出会い、哲学的な
ものが必要だったのだと思います。
現在、私だけでなく、様々な手技療法に携わっている
療法家のほとんどが医学では説明がつかないような
不思議な経験をしている方が多いと思います。
そこには、まだまだ解明さえていない部分で
あったり、療法家でも分かりにくい所もあり、
頭で考えても答えが出ない部分でもあります。
私も、20年以上この仕事に携わって、感覚的に
実感できる部分も少しずつできました。
こういったものは他の多くの療法家も経験すると
思いますが、それをカイロの叡智というのでしょうか?
こういったものは人類の財産と思っており
お悩みの方のお役くに立てれば、そういった批判を
いただいても何の後悔も致しません。
ユニバーサル インテリジェンス(UI)
私たちは、大自然の中でなにか大きな力が働いて
生かされている、と感じることがあります。
運命というか、自分の力だけではどうしようも
ないものに動かされている気もします。
それを、神と呼ぶのかもしれません。
こういった世の中に大きな力が働いている、
この状態をカイロプラクティックでは
ユニバーサル インテリジェンスといいます。
日本語で先天的叡智と訳され、全宇宙、大宇宙
という概念でこの世の森羅万象を支配し動かして
いる力です。
カイロの創始DDパーマーの1895年当時
アメリカでは、病気の原因などの特定も、
医学的に解明されないことが多く、その時代、
UIはまさに全知全能の神だったのでしょう。
しかし、それは現在でも、どうして何も悪いことを
していないのには早死にしないといけないのか?や
絶対不可能といわれた難病を克服出来たり、など、
現在でも科学では証明できない不思議なことは存在
します。
イネイト インテリジェンス (II)
一方、UIの大宇宙に対し、人の体も一つの宇宙と
考えられ、イネイトインテリジェンス=小宇宙
とカイロプラクティックでは称されています。
小宇宙といっても、無限大の意味を持つ「宇宙」
です。人の体も、科学で解明されるにはまだまだ
至っていない程とても広大な分野です。
小宇宙は大宇宙に含まれ、つながり、
お互い関連しあっています。
小宇宙が変わることで、大宇宙にリンクし
運命までも変わるのです。
小宇宙は、脳を中心とした神経機能の働き
(コントロール機能)として着目されています。
サブラクセーション
カイロで、矯正すべきターゲットです。
日本では、分かりやすくするために過去から
よく「骨のズレ」と云われてきた部分です。
カイロでは、脳の体をコントロールする機能が、
骨のズレによる神経圧迫で100%神経の
流れが伝わらないため様々な病気になる
と定義したのです。
創始者パーマーは、その脊椎のズレのことを
サブラクセーションとカイロのオリジナルの
言葉で称しました。
サブ=副、完全でない、ラクセーション=脱臼の
組み合わせた造語で、そのままでは『亜脱臼』
ですが、整形外科で云う所の亜脱臼ではありません。
むしろ、関節の機能的な動きの低下や消失です。
正確には、正常関節可動域のどこかで、あるいは
ほんの少し可動域を越えているが脱臼まで至って
いない状態の、機能的な関節のトラブルを指します。
さらに、骨の並び、アライメントだけが悪くとも
機能的な異常をきたしていないものは対象としない
のです。
(※ただし対象とするカイロの流派もあります)
現在、サブラクセーションには2つの部分があります。
一つは生体力学的な面です。姿勢や身体の構造、
運動性など影響が出ているサブラクセーションです。
もう一つは、神経系に影響が出ている
関節のズレ=サブラクセーションの矯正です。
そして、このサブラクセーションは、必ず姿勢
に変化をもたらします。ここで姿勢療法と密接に
つながっているのです。
世の中に偶然はなくすべては必然。
先ほどの大宇宙と小宇宙の森羅万象全てが
つながっています。
だから、サブラクセーションを取り除くことにより、
大宇宙の力をも味方につけることが出来、
科学ては説明できない現象も起こるのです。
カイロや整体で、骨のズレをなおすと○○が、
改善します、など、あなたも一度は見たことが
ある宣伝文句。
骨盤の歪を取り除く骨盤療法や足の長さを調整
します、なども見たことがあるのでは?
カイロや整体で、様々な矯正すべき対象が
骨のズレという便利な言葉で表されています。
前述したように、骨のズレのことを、カイロで、
サブラクセーションと称しています。
もちろん、サブラクセーションという概念を
骨のズレが100%説明している訳ではありません。
説明するのに、患者さんサイドにも何となく
イメージがわきやすい言葉だったのです。
ただし、このサブラクセーションという言葉は
様々な問題が起こっており、使われなくなって
きました。
ナゼ?・・・それは誤解されているから。
ナント、専門家でさえ誤解している場合も。
関節の簡易的な模式図
さて、クイズです。
サブラクセーションはこの中でどれに当たる
でしょうか?
左から、正常、亜脱臼、脱臼です。
一番右の脱臼は、完全に関節から外れて
いる完全脱臼です。
一方、真ん中は、不完全な脱臼です。
関節の中で一部触れ合っている状態、
関節構造の中にかろうじてとどまって
いる状態です。
ちなみに
脱臼のことを、・dislocation(ディスロケーション)
・luxation(ラクセーション)
亜脱臼のことを subluxation(サブラクセーション)
といいます。
関節の簡易的な模式図
正解は、一番左側です。
えっ何で?と思われたでしょう。
サブラクセーション(subluxatin)は
日本語に直すと亜脱臼だから、真ん中
だと思われたはず。
この部分の認識が、そもそもの間違え。
関節の簡易的な模式図
現代医学でいう所の亜脱臼は、外傷性、
あるいは変形・変性などの病的なトラブル
が関係しています。
関節は、基本的に支持組織がしっかりしていて、
かなりの力がかからないと脱臼しない構造です。
みなさんも、例えば、筋トレや柔軟をしていて、
肩が脱臼したという事は普通ありません。
(一度、脱臼後、ルーズになると抜けやすい)
脱臼、支持組織を損傷することで、関節構造の
中から飛び出すことが可能です。
壊れないと脱臼まで至りません。
亜脱臼は、一度完全脱臼をして元に戻る場合と
脱臼まで至らない状態でとどまったものがあり
ますが、これも関節構造を一部傷めてしまって
いるのです。
さて、サブラクセーション(subluxatin)は
機能的な問題なので、壊れていない状態で
関節の運動性に問題がある状を示します。
だから、見た目は、正常なのです。
骨格模型で説明
先ほどの、正常、亜脱臼、脱臼を模型で
表します。
大谷選手が試合中、盗塁の時に滑り込み
タイミングがうまく合わず左手を着いて
亜脱臼されたと何度も放映報道されました。
その亜脱臼は、真ん中の、完全に関節構造
から出ておらず、一部関節の中に触れあって
いる状態、とどまっている状態です。
ただし、一度、亜脱臼すると関節がルーズに
なることが多く、心配です。
外れていないのに動きにくい
さて、サブラクセーションは、一番左です
とお話ししました。
そんなことが、物理的に起こるのか?
と思われるでしょう。
あるのです。
例えば、障子やふすま、すべりが悪くなって
開け閉めがしにくくなること経験はおあり
ですか?
思いっきり、ぐいっと動かすと外れることが
あります。これは例えれて言えば脱臼です。
正常は、スイスイ、スムーズに動きます。
ちょっとした、位置のズレ、障子やふすまの
動く軌道、レールのズレがサブラクセーション
状態にかなり近いです。
障子やふすまが動きにくい時、どれだけズレ
ているか見てもよくわからない程度です。
どこかが傷ついて傷んでいるわけありません。
だから、関節もサブラクセーションは
見た目、正常関節なのです。
表のように、サブラクセーションの現代医学
とカイロでの使われ方の対比を示します。
サブラクセーションは、カイロの創始者
DDパーマーが130年ほど前に矯正すべき
関節の異常のことを表す言葉として、元々
あったこの言葉を当てはめたのです。
こういった、関節の機能的な異常のことを
表す全く新たな概念だったのです。
表のように、医学的な病気や疾患(器質的)
が問題ではありません。
当時は、診断レベルは現在ほどではなく
大きなケガや変形、そして脱臼は診断された
と思います。
しかし、ほんのちょっとの変化しかしていない
亜脱臼までは、診断されることは少なかったと
想像できます。
あまり使われていないサブラクセーション
という元々あった言葉に、カイロプラク
ティイクの関節異常を表す言葉として
パーマーは命を吹き込んだのです。
ところが医学が進んだ現代医学では、亜脱臼
はごく普通に診断されます。画像診断で証明
も出来ます。
カイロプラクティックが、サブラクセーション
という言葉を使うと、現代医学からいうところの
サブラクセーションの様相を示していない、
間違えだと指摘を受けます。
サブラクセーションの見方の一例
ごく一部だけ抜き出して説明します。
(本当は縦方向も必要だが割愛)
この骨盤のⅩ線写真は、腰痛と股関節痛
で整形外科に受診し撮影されたものです。
整形外科医により骨には異常なしと告げ
られた写真です。
痛みが強いので、ご本人も心配されていま
したが、どこも骨折や異常は見られません。
この様に現代医学では、問題のないもの、
積極的な対象とされないものを、カイロでは
解決すべき中心のテーマとして取り扱ってい
ます。
ここがカイロと現代医学の全くの相違点です。
そして、この写真からカイロの場合は
機能的異常の可能性を補助線を引いて(黄色)
導き出してゆきます。
骨盤は、1つの仙骨と2つの腸骨からなり、
その間には仙腸関節という関節があります。
例えばこの写真を例に、横方向の診断。
右側の広い方は仙腸関節の重なりが大きく、
仙骨に対して腸骨が内方に入っている
IN腸骨(internal:内方腸骨)といいます。
一方、その反対側の左側はEX腸骨
(external:外方腸骨)といいます。
この仙腸関節と両側の骨盤の広さから、
関節のサブラクセーションの可能性を
出してゆきます。
もちろん、最終的には、関節を動かしながら
触診(モーションパルペイション)と合わせて
サブラクセーションを確定させてゆきます。
名前がネコだったら?
サブラクセーションの問題点
それは、サブラクセーションは元々
言葉があったのです。
元々医学的な概念のあったものを、
カイロプラクティックが新たな
概念を、独自のものとして使った
のです。
例えば、昔、ネコが少なかった時代が
あったとしましょう。
そんな中、自分の愛犬にネコと名前を
付けてしまいました。
時代が変わって、ネコが増えてきたのに、
愛犬をネコと呼んだら、それは
「ネコではない」と言われる、
これと同じような現象が起こっているのです。
すみません。少し乱暴な表現ですが
分かりやすくお伝えいたしました。
大切なのは、カイロのサブラクセーションの
概念がしっかりあるという事です。
そうすれば、呼び名は何でもいいのです。
骨のズレ、身体の歪、変な関節、機能低下
の関節でもいいと思います。
ただし、サブラクエーションは、カイロ
プラクターにとっても、実はとても難しい
概念です。
身体の中には、関節の不調はたくさんあり
ます。しかし、その中から、完全、主となる
メジャーサブラクセーションを的確に指摘
できるのは、上級クラスだからです。
だから、もう少し幅の広い言葉も必要だと
思います。
KCSセンターでは、サブラクセーションを
SD(セグメンタルディスファンクション)
と称しています。
人の身体の全体を部分に分け、その一つ一つが
異なる役割や機能を持っている、または一定の
秩序に従っているその一つの関節の機能低下
しているものをSDと称しています。
骨のズレ、サブラクセーションのことを
お話してきました。
これらの概念で必要なこと、3つの条件を
図に示しています。
KCSセンターでは、サブラクセーションを
SD(セグメンタルディスファンクション)
と称しています。
Segment=分節、Disfanction=機能低下は
人の身体の全体を部分に分け、その一つ一つ
が異なる役割や機能を持っている、または
一定の秩序に従っているその中の一つの関節
に着目し機能低下しているものをSDと称し
ています。
SDなら、サブラクセーションのように医学と
混乱しませんし、機能的問題という意味もより
明確に伝わってくる語なので、新しい時代の
カイロプラクティックとしても良いと感じます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | × | ○ | × | ○ | ○ | × | 〇 |
午後 | × | ○ | × | ○ | ○ | × | 〇 |
※営業時間は10:00~19:00
(火金でも開院日あり)