カイロプラクティック・姿勢療法

姿勢と運動性、身体機能を向上させる姿勢療法で、お身体のお悩み根本解決!

KCSセンターたかの施術院

〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2

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営業時間:10:00~20:00(水~16:00)

手や手首の痛み

手や手首の痛みについて

手は手首は、一度悪化すると改善しにくくて慢性化しやすい所。
「改善したかな?」っと思ってもまた再発を繰り返すといった
辛~いお悩みが続く方が多い部位です。
その対処法は『真の原因』を改善させること。動画もご覧ください。

1.手を着くと痛い!ドアノブが回せないのはナゼ?

手や手首の痛みの写真

手を使うと手首が痛い

 

なぜ痛くなるのでしょう?

 

使い過ぎ?加齢?ホルモン?

スマホ?リウマチ?・・・

 

もちろん、それもあるでしょう。

 

その原因は、手首で起こっている
ある重大な変化があります。

 

その変化とは

手のアーチ構造(手の姿勢

が崩れて扁平手になっている

 

※足のアーチ(土踏まず)と同様、手にもアーチがあります。
アーチが無くなることでそれぞれ偏平足、扁平手となります。

※もちろん、アーチが一部強すぎるトラブルもありますが、
足と同様、連続したキレイなアーチが減少することの方が多い。

 

 

構造という「形」が大切な理由。

それは構造は機能を決定するからです。

 

 

 

 手首のアーチについて

手や手首の痛みの写真

赤丸は手根骨(※画像はteamLabBodyより)

 

アーチを構成しているのは

手根骨という小さな8個の

骨(赤丸で囲った所)

 

手や手首の痛みの写真

赤半弧はアーチ(※画像はteamLabBodyより)

 

手首のアーチ構造

 

正常では、扁平でなく

赤色の弯曲ラインに沿った

アーチ構造が存在します。

※連続したキレイなアーチが重要

 

手や手首の痛みの写真

8個の手根骨は歯車の様に連動して動く

 

手根骨は精密機械の

様に連動して動く

 

 

8個の手根骨は、まるでお城の石垣

の様にシッカリ組み込まれています。

 

しかし、石垣と違って動きます。

 

手や手首を動かすと、連動して

まるで歯車の様に1つが動くと

周りも関連して動くのです

(※ページ上部の動画でご覧

    頂くと分かりやすいです)

 

だから、もし、どこか一つの骨でも

本来の所からズレて引っかかって

動きずらくなると、全ての手や手首の

動きに影響します。(可動域減少

 

 

 

手や手首に痛みが出るメカニズム

手や手首の痛みの写真

手の平を下にした手首のアーチの模式図
左:アーチあり 右:アーチ減少

 

 

痛みの出る理由は

アーチ構造を失うことで

3大機能を低下させるから。

 

 

  ●アーチ構造の3大機能とは?

 

1 スムーズな動き

2 クッション性のある負荷に強い構造

3 神経や腱・血管を守るトンネル

 

 

 

1 スムーズな動き

 

アーチ構造があると、図の様に骨と骨の

間には、本来の嚙み合わせがピタっと

合っており、そこには適度な隙間ができ、

潤滑液(関節液)が行きわたり、スムーズ

に滑るように動くことができます。

 

ところがアーチ構造が少なくなると骨と骨

噛み合わせが合わなくなります。

骨が本来の位置からズレてきてるのです。

骨と骨とが引っ掛かって動きずらくなったり

引っ付いて一部動かなくなる場合もあります。

 

「最近まで動いていたから」や、「反対の手はここまで

動くから」といって、少し無理をして使ってしまう

ことで、骨の表面が削れ、炎症が起こって痛み

が出る原因となります。

 

さらに軟骨がすり減って変形(変形性関節症

に向かってゆきます。

 

また関節が動きにくい=筋や腱には抵抗がかかった

状態で使うことにより、腱鞘炎に向かい痛みなどが

出る要因となります。

 

痛みが出るのは、『無理に動かさないで!

という身体からのSOSです。

 

 

手や手首の痛みの写真

橋に使われるようにアーチは負荷に強い

 

 

2 クッション性のある負荷に強い構造

 

アーチ構造の代表と言えば「橋」です。

建築分野では、構造力学上、アーチ構造

力学的に強く、壊れず長持ちするため

建造物の様々な所に用いられています

 

手や手首の痛みの写真

アーチ構造の有無で力学的負担の違い

 

負荷が加わったとき、アーチ構造は、一瞬

たわんで負荷を受け止めます。

車で言えばクッション性を高める、

『ショックアブソーバー』の働きです。

 

手や手首も同じです。このクッション性が

大きな負荷からトラブルを起こさないように

手や手首を守ってくれているのです。

 

ところが、アーチ構造が減少することで

そのショック吸収能力が低下し、力学的に弱く

トラブルに向かいやすいのです。

例えば、足でいえば、偏平足の様に。

 

 

 

手や手首の痛みの写真

手の2つのアーチ(縦と横)
甲側が山となりアーチを形成。

 

3 神経や腱・血管を守るトンネル

 

手の姿勢ともいうべきアーチは

縦と横の2つがあります。

(足と同様)

 

横アーチも、手の甲側が丸く山のように

なってアーチが形成されています。

 

手や手首の痛みの写真

手の平側を下にした手首の図。
トンネル構造(手根管)が形成される。

 

そのため、手首の手の平側(手掌)には、

溝があり、靭帯で蓋(屈筋支帯)がされて

トンネル状のスペースが確保されています。

 

このスペースは、手根管といわれ、

神経(正中神経)、(浅指屈筋・深指屈筋など)

血管(橈骨動脈・尺骨動脈)などが

守られるように形で入っています。

 

ところが、アーチが低下してそのスペースが

狭くなると、神経や腱・血管が圧迫され

トラブルに発展するのです。

 

 

これらの 解決法は?

 

様々な要因を解決することも大切ですが

ファーストチョイスは

 

 

手のアーチ構造を取り戻す

 

ことです。

 

 

手首に圧が掛かると痛い

●圧力をかけて手を着くと赤丸の所が痛い
進行すると手首は曲げられず、圧なしで痛い

 

手を着くと手首が痛い

体重を乗せるとより痛い

 

アーチ構造が低下すると骨が引っかかり

手首を反らすだけで痛みが出ることが

あります。

 

さらに、体重をのせたりなど負荷を

かけると痛みが増大します。

 

手首のアーチ構造が崩れ骨と骨が

引っ掛かっている可能性があります。

 

 

ドアノブを回すと痛い

●ドアを開ける時に手首が痛い(回転動作)

 

手首をねじる動作で痛い

 

ドアノブを回すと痛い

瓶のふたを開けるのがつらい

タオルや雑巾を絞るのがつらい

 

アーチ構造の低下は、さらに手首の

回転中心の運動軸がズレにつながります。

 

すると、ドアノブを回す、瓶のふたを

ねじって開ける、タオルやぞうきんを

絞るなどの動作に影響が出てきます

 

ねじりによる損傷は、骨だけでなく

靭帯や腱、筋肉などの軟部組織にも影響し、

痛みを出してゆくことにつながります

 

 

ねじった時の手首の親指側や中心部の痛み

手を着いた時と同様、手根骨の骨が

引っかかって痛いこともあります。

この場合は、手首の親指側に近い所や

中心部に痛みが出たりします。

 

手や手首の甲側が一部出っ張って、連続した

アーチ構造が崩れている場合もあります。

この場合は、個別の矯正が必要です。

 

 

 

ねじった時の手首の小指側の痛み

手首をねじる時、腕(前腕)の小指側

にある尺骨という骨が、回転中心軸

なって行われますが、その軸がズレる

ことで、スムーズな動きが失われます。

 

この小指側の痛みがある場合は

TFCC(三角線維軟骨複合体)

の損傷を疑います。

→詳しくはTFCC損傷

 

 

手首が腫れている、むくんでいる

以前は細かった自分の手首が、なんか腫れている?

太くなったと感じることがありますが、それは、手首

の骨がズレると、骨が出っ張ったまま、元に戻らなく

なることももあるからです。(※押して硬いと骨、

柔らかく弾力があればガングリオンの可能性あり)

 

また、炎症によっても手首が腫れ、何度も繰り返すと

段々手首が太くなって元に戻らなくなってゆきます。

 

特に炎症が進んでいるアクティブな時期は、

さらに熱と痛みを持って赤く腫れこともあります。

手首の専門としている所に相談に行ったり

優しくケアしてあげることが大切です。

 

リウマチによる炎症の可能性もあります。

少し不安な場合は医療機関への早期受診が

最重要となります

 

 

マシになっては悪化を何度も繰り返す方は慢性化に注意

一度、骨がズレると、普通の日常で手首を使っている

だけで、骨と骨の間がこすれて、その表面の軟骨が剝

炎症が起こったり、さらに腱鞘炎などに発展したり

ことで、何度も悪化と改善を繰り返す慢性化に

向かうことがあり注意です。

 

 

ホルモンの関係で女性の方が負担が多い傾向

また、女性の方が、男性に比べ元々、

体が柔らかい=関節が弛めという特性上、

女性の方が関節がルーズでズレが起こりやすい

です。

また出産前後閉経前後の時期は女性ホルモン

関係により、手首のトラブルは全体として

女性の方のお悩みが多くなります。

 

 

 

これらのお悩み解消は手首の矯正

手首のわずかな骨のズレを感知し、それを

正してゆく必要があります

これはプロが行う必要があります。

 

さらに、自然回復を早めたり、予防として、

手首の体操や周囲筋肉のストレッチングなどが

あります。(重要)

 

さらに、一見関係ないように思われますが、非常に

大きく関係していることがあります。それは手首

トラブルは姿勢も関係しているということ。

だから、手首と姿勢の同時ケアが大切です。

 

 

変形の無い軽度なら、回復は見込めます。

しかし、進行し慢性化すると回復に時間がかかり、

もう治らないかも?となる方もおられるので

まずはこのWebサイト上部のLINE登録

からご相談下さい

 

 

 

【リウマチが気になる方へ

手や手首の痛みというと?リウマチ?とお思いで

しょう。確かに、リウマチの方もおられますので

ご心配のある方は、出来るだけ早く専門医

相談下さい。(リウマチを詳しく→

 

2.手首のどこから痛みが出ているの?

手根骨を骨格模型で

赤く囲った部分は手根骨。
はれて痛くなりやすい部分です。

 

手や手首は、指や手、手首、腕などの様々な

所の様々な原因から痛みが出ています。

 

骨、関節、筋肉、腱・腱鞘・靭帯・神経

々、手や手首のトラブルは多岐にわたり

様々な所から痛みがでています。

 

手首が痛いときは手根骨に着目

 

でも、手首が痛い時、その痛みの元は、

図の赤く囲った手首の部分が出発点となって

いるこいとが多いです。

(実際に、原因以外の所が痛い場合もあります)

 

この部分は、手根骨(シュコンコツ)

いって、8個の骨からなります。

 

模型の写真を見ていただくと、手根骨は、

小さな、いびつな形をした骨の集合体です。

それぞれ接している面は、関節面を形成

していて、人それぞれ正しい位置』と

動きがあります。

※人によって、手の左右でも異なります。

 

ところが、様々な原因により、その位置が

ずれて、骨が出っ張ったり、内側に凹んだり、

引っかかったまま固定化されると、手首を動

かしずらくなり、動かすと痛いなどにつながり

トラブルのスタートとなることが多いのです

 

 

 

内側と外側の痛みは別の原因

手首の痛み 親指側と小指側

 

●手首の痛みを少し詳しく

 

手首の痛みで痛くなるのは、図の様に
手首の親指側と小指側の2つです。

 

これらの部分は手の中で役割が違う
ので、痛みが出るメカニズムも
自ずと異なり、原因を知る上での
目星となります

 

【赤丸親指側はしっかりした関節構造】

赤丸の手首の親指側は、しっかりした

広く大きな関節面で構成され、強い力を

受けることが可能な構造となっています

だから、手を着いたときに手首に力が

掛かるのは赤丸の親指側で、青丸の小指側

には力がほとんど掛かりません。だから

痛みが出るのも主に親指側の赤丸の所になります。

(※但し、小指側にも力が加わる様な手の着き方を
したり小指側だけに力を掛けたり、また真っ直ぐ
全体に力を掛けた場合でも、強~くおもいっきり
手を着くと痛みの原因となり得ます

 

問題はこの部分に力が掛かり続けると、

手首のアーチ構造などが崩れてゆくことで

機能的に動きが悪くなった関節になって

行ことです

 

そんな状態で、手首を動かそうとしても

引っかかったり、変な音がしたり、手首が

拒否反応しているのに無理に動かそうと

すると、警告として痛みが出ます。

(この部分までは機能的です)

 

さらに、その状態が長年続くと

『変形性関節症』といわれる、骨や関節

がすり減ったり、圧迫による変形や、

関節の周りの軟部組織に変性がおこり、

さらにそれに伴う炎症などにより、腫れ

発赤、熱間、うずきや痛み等に発展

して行きます

 

 

【青丸の小指側は動きやすい構造】

一方、手の小指側は、手首を回転させる時の

軸として成り立っています。

人の体、とりわけ関節は回転やねじれに弱く

トラブル発生の原因となりやすいのですが、

この手首は肘の関節と協力しあいながら、

悪化を防ぐとても機能的な関節です。

小指側は、骨が『』でなく『』で、

主に軟部組織により構成されているので

手首全体が自由に動かせるためのとても

大切な役割を有しています

しかし、軟部組織構成割合が多いことは

強い力を受けるのが不得意でもあります。

さらに回転が加わる関節には、日常の使い方

などによって回転の軸がずれてゆくことが

普通に起こります。実はこれらも手や手首の

アーチ構造が崩れることと関係します。

当初は、損傷まで至らない機能的な痛みが

青丸の小指側に出るケースが多いです。

しかし、長期に渡って、小指側への繰り

返す力学的負担や手首のアーチ構造の崩れ、

さらに軸のズレなどが加わることで機能的な

トラブルから器質的なトラブルに発展して行く

ことがあるのです。(改善の機会がなければ)

すなわち、日常生活の中で痛みを感じやすい

「瓶の蓋を開ける」「ドアノブを回す」の回転操作

などで手首をねじった時に痛みが出るのは、

この軟部組織が機能的あるいは器質的に

何らかのダメージを受けている可能性が

あり、青丸小指側の痛みがでることが多いです。

 

損傷等が無い単に痛みの段階なら、手首の関節の

アーチ構造を改善させ、手首の運動中心軸を

取り戻すことで改善に向かうことも可能です。

TFCC:三角線維軟骨複合体

これらは小指側はTFCC(三角線維軟骨複合体)

などと言われる部分です。日本語名称が長くて

難しいので単にTFCCと云われます。

医療機関でこの部分の損傷が確認された場合

にはTFCC損傷と告げられます

 

もちろん、非典型的なタイプもあり、

手のアーチが崩れると「瓶のふたを開ける」

「ドアノブを回す」などの回転操作でも

赤丸親指側に痛みが出る場合もあります。

さらに悪化進行すると両側に痛みが出て

くることもあります。

 

親指小指側?どちらが痛いのかによって、

医療機関や我々手技療法等でも対処法が違います。

また日常生活での気を付けるポイントも

変わりますので大切なことです。

 

3.手首の調整で日常生活を楽に!

手を反らした時て首が痛い

手を反らせられる様なることが大切です
(※中高年以降は正常で可動域は減ります)

 

全身の姿勢が大切なように、

手首にも骨のポジション

(=手首における姿勢)があります。

 

しかし、手首の不調が起こると、

一般に可動域は低下します。

 

図の様な90度に手首を反ら

(背屈といいます)ことが難しくなります。

 

90°まで曲がらなかったら?

医学で言う正常可動域は70°ぐらいです。

だから、あまり曲がらないからといって、

お気落ちなさらないでください。

ただし、若くて、特に女性の場合は90°を

超えて、かなり曲がるのが普通です。

 

問題は、あまり力を入れない状態で

可動域いっぱいの所で痛みが出るかどうか?です。

痛みが出ると関節のトラブルの可能性

があります。

 

 

背屈障害は手根骨のズレ

手首の背屈障害で多いのが、

手根骨が手の甲(背側)へのズレです

このズレは位置だけではなく、関節の

運動性に影響します

(位置だけではなく、動きに影響する)

 

通常、手首を反らす時には、甲側はへっこみ

この部分の手根骨は掌側に動いてゆきます。

ところがこの動きを失ったり減少すると、

手首を反らそうとしても、引っかかり上手く

動かせなくなって行きます

45度ぐらいしか反れない方や、ひどくなると

ほとんど反れなくなる方もおられます。

だから、さらに手を着いて体重を乗せる

といった行為は、動かないところを、

さらに動かそうとするので当然、痛くなるのです。

 

こういった手首の不調は、初期の段階では、

手首の調整を行うことで、多くは解決されます。

 

さらに良い状態であり続けるために、周りの筋や腱、

じん帯などや全身の姿勢バランスの調整も合わせて

行うことで、回復を早め、再発予防につなげます。

 

施術を受けられた方には、ご自宅でのセルフケアを

指導致します。内容は、その方にとって必要なこと

で、人によって違います。

 

 

【シニア世代の方では手は足代わり】

 

一般に、シニア世代では、立ち上がりや歩行、階段な

どで、若い時と比べ不安定になって行きます。

 

要介護状態に近づいてこられている方は、体を支える

ために、手すりや杖、壁や机などに手を使うことで体

支えることが増え、手はまさに足と同様に歩いたり

移動する役割となります。

 

また、倒れそうになって、とっさに手で支えたりなど

手は足と同様、体を支えるためのとても大切な部位

になり、ある意味命綱です

 

だから、日常で手が普通に使えることはとても重要で

いつも使える様にケアしてあげることも大切です。

 

そのために必要なのが、ふらついたり転倒しない

バランス能力です。

転倒しそうになって手を着いたり、

手すりを握りしめて階段を下りる、

杖を突いてて手首が痛くなってきたなど、

どうしても避けられない場合も多いのですが

手や手首への負担を低減させることが大切です。

 

加齢により、骨密度は減少し、軟骨も

すり減って行きます。

さらに筋や腱なども硬く伸びにくくなり、

動かしにくくなっているので、その分

トラブルも出やすくなっています。

日ごろから歩いたり、体操をしたりなど

よい姿勢を心掛けたり、筋肉や関節を柔らかく

しておくことが望ましいです。

 

若いころと比べ、血流も悪くなってくるので、

手にしびれなどが起こりやすくなっています。

冷えなどが、思ったより症状を悪化させるので

暖かい環境にしていただく方が楽になります。

 

シニアの方の矯正やセルフケアは、

負担をかけないことが大切です。

 

 

4.手首が痛くなったらすること

手や手首の骨のイラスト

筒井よしほさんによるイラストAC

 

1 手首に出来るだけ負担をかけない

  日常生活を送る。

2 原因を知り正しく対処。

3 予防。

 

一番簡単にできることは、自分が痛くな

る動作を極力しない努力です。

 

といっても分かりにくい、日常で最低しない

いけないことが多々あり省けないと思います。

 

●痛くなるポジションで多いのが、

手首を最大に反らせた状態=背屈で、

負荷をかけて保持や運動

 

痛めやすいのは、手を反らせたポジションです。

 

例えば、何気なくやっているのが、手を着いて立ち

座りの動作。手首は、その方にとっての可動域限界

近くまで反らせると負担が掛かります。

 

 

●負担を少なくするために

 

*手首の角度を浅めにしたり

*指が丈夫な方は指で支えたり

体重をあまり掛けない(足の筋力でサポート)

など、工夫をして頂きたいのです。

 

 

●重たい本などを片手で持ち上げる時

 

親指とそれ以外の指で、本などを手で挟んで持ちあ

げると手首が痛くなりやすい方は、

*両手で持ち上げること

*急がず、ゆっくり両手で持つこと

 

もしかしたら、忙しいあなたは、パパっと仕事を

こなされるので辛気臭いと思われるでしょうが、

まず一呼吸おいて我慢です。

ある一定期間が過ぎると回復する場合もあります

ので、その期間までは我慢して頂く方が得策です。

(※酷くなると完全回復が望めない場合もあり)

 

 

 

【原因として気をつけた方がいいものも?

 

使い痛みから発する手首の痛みは、関節の

ズレと姿勢の同時ケアにより、問題解決に

進むお手伝いができます。

 

しかし、

 

*はれや痛みが非常に強い場合

*動かさなくても痛い場合 など

 

これらは、関節炎の悪化やリウマチなどの可能性

もあり、医療機関でみてもらうことも大切です。

 

 

 

 

【予防として】

 

痛みが強い時以外は、予防として、少しずつやって

いただくと結構楽になることがあります。

 

それは、手~肘までを軽~い力で、さする・

なでるというもの

 

そして、その後、ゆっくり動かす。

動かし方は、手を開いたり閉じたりの”グーパー”や、

手首をゆっくり曲げたり伸ばしたりです。

 

さらに手首の体操や、ストレッチング等を

正しく行うとにより緩和されることが多いです。

忘れてならないのが、手だけでなく、全身の体

の関節を毎日、適度に動かすこと。

体全身が柔らかくなると手も柔らかくなりやすく、

全身の血流が増え、手の負担の軽減につながります。

 

また、炎症が強い場合を除いて、

冷やさず、暖めたほうがいいです

お風呂はシャワーだけでなく、湯船に浸かって

全身を暖め、さらに朝晩はいるのも効果的です。

サポーターやテーピングも、その原因に

合ったところにすれば、緩和に役立つ

こともあります。

 

 

 

 

 

 

5.手首と姿勢の関係

手や手首の痛み

まず手首の痛みの原因を知ること

 

手首の痛みと姿勢はあまり関係ないのでは?

と、あなたもそう思っておられるかも知れま

せん。

 

そう思われた方には、実際に、ご自身の体

で納得して頂くのが一番いいと思います。

 

もし、今、あなたやあなたの周りにおられる

方で、手や手首に痛みがあればより分かりや

すいので、ぜひ試して頂きたいと思います。

 

それは

 

シャキッと背筋を伸ばして、顔を上げて、良い姿勢を

作った時とそうでない時の痛みの差をご確認下さい。

 

手首を動かして痛いと感じる動作をすると、より分か

りやすいです。

 

痛みのない方は、手首を前後に曲げたり伸ばしたり、

手をグー・パーと握ったり開いたりして頂き、その

し易さや軽さを姿勢を変えて試して下さい。

 

悪い姿勢は猫背を強~くするとより分かり易いです。

 

※頸椎や腰椎などに不調のある方で、無理に良い

姿勢を取ろうとしても難しく、お体に良くない

場合もありますのでご注意ください。

 

さて、いかがですか

 

当院では、約半数の方に違いを感じて頂いています。

 

分かりにく、全く分からないという方もおられると

思います。

 

こういった一時的な姿勢の変化でも、その違いを半数

以上の方が感じられる。ということは、普段の姿勢が

良くなれば、もっと手首のトラブルが解消にかうと

期待できるますね。

 

さて、なぜ、姿勢が悪いと手首の痛みが憎悪する

のか?その要因は大きく3つあります。

 

1 筋肉が硬くなって運動性が低下

 

猫背など、姿勢が悪いと、肩~腕~手の筋肉の緊

張が高まり力を入れていないのに、腕から手全体

の筋肉が硬くなります。そこで手や手首を使うと

手や手首に負担が掛かるのです。さらに、慢性的

に硬くなる=質の悪い筋肉なので、負担が掛かり

続け、トラブルに行きやすくなります。

 

2 全身の力が低下するため

 

姿勢が悪くなると、本来より、全身や局所の様々

な筋力が低下します。だから、同じ手や手首を使

う作業をしていてもその負担の掛かり具合が大き

くなります。

スポーツで体幹筋を鍛えて安定させることが流行

りですが、姿勢が良くなることで、体の筋力や

パフォーマンスが向上し、ケガや事故が減るのと

同じように、体の局所の負担も軽減されるのです。

 

 

3 手で体を支える機会が増える

 

これは、高齢者や体のどこかに痛みがある方に多

いのですが、事故やケガ、術後などで体を支える

のに努力が要る方に問題となることです。

腰痛や膝痛いなどになると”それなりに”姿勢が悪

なり、平衡感覚の低下やフラツキなど増えます。

こけそうになったり、無意識に周りのもので体を

支えようとして、手で体を支える機会が増え、

二次的に手首の痛みにつながりやすいのです。

 

例えば、イスや寝床からの立ち上がりの時に、

を使わないとできないや、座ったり寝転んだり

する時も手で体を支えないとできない方がおられ

日々負担が掛かるのです。

 

高齢者や変形性膝関節症などの方で階段の手すり

にしがみついて上り下りを行うと手や手首に大き

な負担が掛かりるのはご存知と思います。

 

いかがですか?

 

手や手首は姿勢と関係性が高いのを分かっていただけ

たでしょうか?

 

姿勢も含め、ケアして行くことがが大事じですね。

 

6.腱鞘炎

手や手首の腱と鞘

まず手首の痛みの原因を知ること

 

手が痛ければ”腱鞘炎”では?とまず

疑うほど多いお悩みです。

 

腱は刀に例えられ、鞘(しょう)は

そのさやです。

 

刀を抜いてさやに入れる。もし、刀が太く

なったり、さやが狭くなると、刀の抜き差

しがしにくいですね。

 

あたかもそのような状態が腱鞘炎です。

 

 

腱鞘などなければいいのにと思うかもしれません。

 

しかし、腱鞘は大切なガイド役。

これが無いと、指や手首では、腱が手の平側に

外れて出っ張ってきます。また、動きの方向も不安定、

力の伝導も効率よく伝わりにくいといったことに

なるので腱鞘は必要不可欠です

 

ところが、この非常に大切な仕組みですが、

手は、とても狭いスペースの中に、骨や筋・腱

神経・血管などが所狭しと組み込まれています。

 

狭い腱鞘というトンネル中を腱が強くこすれ

やすいという難点もあります

繰り返し、比較的大きな力が加わることで、

腱鞘炎につながると考えられます。

 

また、妊娠・出産・授乳・閉経期の女性に

多いことから、女性ホルモンが関係している

と考えられています。

 

●整理すると大きな原因として、

1 使い過ぎ・力の掛け過ぎ

2 骨のズレなど、運動方向のズレ

3 女性ホルモンの関係

 

この中で、当院が対応できるのは

2番目です。運動方向が変わると

腱が腱鞘の中を真っ直ぐ通れなくなる

ため、腱と腱鞘のどこかがこすれ合った

状態で使われることになります。

その状態で、大きな力が継続的に長期に

続くと問題に発展しやすいのです。

 

大切なのは、早めの対処です。

でも、もし、ある程度進行されたのでは?

思われる方は、手技療法では間に合わ

ないこともありますので、手外科など専門

の所にご相談することが大切です

 

 

 

 

 

7.手首のスマホ病?ドケルバン病=スマートフォン・サム

de Quervain病(ドケルバン病)説明

●親指を動かすと手首の赤丸の所に痛みがでる
          ※ACWORKさんによる写真                            

 

”スマホ病”というと?ストレートネック

だけではありません。

主に親指を素早いタッチで酷使する

ことで起こる手首の生活習慣病トラブル

スマートフォン・サム

でお困りの方が増えています。

(※サムとは親指のことです)

 

 

当初は親指の付け根が少し痛いなる程度ですが、

●鋭いチクッと刺すような痛み

●ズキッと強い痛み

●熱を持って赤く腫れている(炎症疑い)

●少しでも動かすと激痛(かなり進行している)

と段々悪くなってゆきます。

 

手への負担をそのまま続けたり、適切なケアを

施さないと、若くても、日常生活に支障が出て

くることが多いのです

 

●物が持てない

●ふたが開けられない

 

 

対策は

1 スマホを反対の手や両手で操作する

2 手首の軽いストレッチなどの体操

3 手首の骨格や筋肉系の調整

4 医療機関

ですが、かなり進行したと思われた場合は

医療機関にご相談下さい。

 

【補足】

パソコンマウスで、腱鞘炎になる場合があります。

トラックボールマウスなどもお勧めです。

利き手と反対のマウスもあります。

 

8.ばね指

バネユビの現象

引っかかって、それが急に動き出すとき、
まるでばねの様に動く

ばね指とは?

 

腱鞘炎が強くなると、引っ掛かりが

強くなり、手指を曲げようと力を入

れても動かず、ある程度力が掛った

時に引っ掛かりが突然取れて、急に

動く弾発現象です。

 

そのため『弾発指ともいわれています。

 

当初は、何とか我慢すれば使えます。

また、初期なら手技療法で改善される

こともあります。

 

そのためだましだまし使っていて、

気付くと何年もたっていて進行して

しまったという方が多いです。

 

進行すると物理的に腱が縮んでしまって、

指が伸ばせない手になってしまうので、

「中々自然改善しない」や「ちょっと

進行したかな?」と思われたら早めに

専門家にご相談ください

 

9.de Quervain病(ドケルバン病)

アイヒホフテスト

●ドケルバン病の検査                           

 

手首のスマホ病のところで一度ご紹介

しましたドケルバン病です。

 

手首の腱鞘炎です。

 

ドケルバン病かな?っと思った時、

自分で出来る検査法があります。

 

【アイヒホフテスト】です

 

図の様に親指を内側に入れて握り

こぶしを作ります。そのまま手首を

小指側に曲げてゆきます。

手首が曲がらなかったり、手首の

親指側に痛みが出るとドケルバン病

の疑いありとなります。

 

de Quervain病(ドケルバン病)説明

●親指と手首を動かす2本の筋肉の腱(赤)
滑りを高める腱鞘は手首の所で腱を包む(青)
手首を安定させる伸筋支帯も関係(黄)                    

 

ドケルバン病(de Quervain病)

の原因は、以下の2つの筋肉の腱および

腱鞘に炎症が起こった状態です

 

≪痛みは以下の2つの筋肉が関係

1 短母指伸筋

働き:親指を伸ばす & 手首を親指側に曲げる(橈屈)

2 長母指外転筋

働き:母指の外転(指を広げる) & 橈屈

 

ちなみに腱は筋肉の両側に存在し、筋肉使うことで

腱にその力が伝わり、親指や手首を動かすことが出来

るのです。

 

したがって、

親指を伸ばす

親指を広げる

手首を親指側に曲げる(橈屈)

といった筋肉を使うときの痛みと

親指で何か物をつまむ

といった腱を伸ばす動作に影響します。

 

 

※最近のTV番組『今日の健康』4/15(水)で、

手指のトラブル対処法「スマートフォンの使い過ぎ?」

で、三浦俊樹医師による解説がありました。

 

三浦医師によると、女性の方が多く、

それは女性ホルモンの関係している様です。

女性ホルモンの関係上、むくみやすいので

腱鞘(腱が中に通る筒状の組織)もむくんで

その中を腱が通りにくくなってそこで炎症を

起こしやすいのです。

 

炎症を起こすと、腱鞘と腱の間で滑りが低下し、

引っ掛かりが増え動きにくくなって行きます。

 

さらに、腱自体が炎症でぷっくりとしこりみたい

な塊が出来ることがあります。

腱が炎症により、膨れて短くなっているのです。

こうなるとさらに、腱の中で動きにくくなります。

 

抱っこで手首に負担が

●かわいいですね。でも手首の痛いママさんには辛い赤ちゃんのダッコ。

 

赤ちゃんを抱っこしたい。

おしめを変えてあげたい。

でも、手首が痛くて、中々・・・

とお悩みのママさんが結構おられます。

 

特に両脇に手を添えて抱っこする時、

手首は、前述したドケルバン病の原因

となっている筋肉に強く負担が掛かって

おり、その腱には大きな力が掛かります。

 

同様に、椅子を持ち上げたり、お湯の入った桶を片手で

持ったりなど、親指側を上にして物を持つ、持ち上げる

といった動作による、大方のことは、その要因となり

得ます。

 

この様に、手首にある程度の負担が掛かり続ける

方に、起こりやすいのです。

しかし、日常生活では、こういった動作はとても

多くご自身ではそれ程でもと思っていても、手は

よく使われるものです。

 

その解消の決定打は、手首の骨や筋のバランスを

改善させてやること。そして姿勢バランスを良く

して行くことが大切です

 

 

9.母指CM関節症

小指側に痛みの出るTECC損傷

 

母指CM関節症とは?

 

図の様に

青(M:中手骨)と

赤(C:手根骨)の間の

関節(CM関節)に

痛みが出る疾患です。

 

当初は、痛みだけですが、時間と共に

徐々に変形し、進行すると関節が破壊

されたり、脱臼してゆきます。

 

原因は、使い過ぎや加齢による変化です。

 

休むと回復することもありますが

段々悪化して行きます。

 

改善は、痛みが強くなって

回復できなくなる前に

早めに関節の調整が必要です。

 

その調整はアーチ構造を整えて

骨と骨の当たる部分がしっくりいくよう

バランスを取る必要があります。

 

また日常で、手や手首の使い方などを

専門家に指導を受けて、見直す必要が

あります。

 

 

 

別名、第一CM関節症(母指=1番)

単に、1番が多いのでCM関節症とも言います。

(※しかし、他のCM関節症もあります)

 

 

13.TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷について

小指側に痛みの出るTECC損傷

 

次の様な症状があれば

TFCC損傷を疑います。

 

1 手首の小指側が痛い

2 特に手首を小指側に曲げた時痛い

3 手首の可動域が狭くなった

4 不安定感力が入らない

5 炎症で腫れている

6 重いものを持つと痛い(フライパンなど)

7 ドアノブ、タオル絞りなど、手首をねじると痛い

8 野球のバットやラケットをふるスポーツで痛い

 

 

 

 

●手首の小指側にあるTECC

 

TFCCとは?

 

三角線維軟骨複合体の略です。

 

複合体といわれるのは、以下の様な

色んな軟部組織が融合しているから。

 

1 三角線維軟骨(TFC)

2 TFCをサポートする様に

  手の平側と甲側についている靭帯

  (掌側橈尺靭帯、背側橈尺靭帯

3 尺側側副靭帯

4 関節円板

 

 

●損傷するとTFCC損傷といいます。

 

 

※TFCCは、Triangular FibroCartilage Complex

の頭文字を取った略語です。

 

 

●転倒して手を着いた時など、
強く反れば反る程、小指サイドの負荷が
高ければ高いほど、TFCCへの影響が大

 

 

≪TFCC損傷の原因

 

1 大きな外力(一度に)

  転倒して手を着いたり、

  手首を強くねじったりなど

  スポーツや事故やケガなど。

  ※手首の骨折に伴うことも結構あり。

 

2 手首への習慣的な反復動作

  手首に比較的大きな力がかかる動作や

  ねじりの動作、重たいものを持つなどを

  繰り返す仕事やスポーツなどでお起ります。

  野球やゴルフ、テニスなどの手首を

  使うスポーツで起こり易いです。

  また、料理などで重たい鍋を振るなど

  料理人や主婦の方に負担が出てきます。

  重たいバーベルをもってベンチプレス等

  をする時に、手首の親指側だけでなく、

  小指側まで傷めることもあります

 

3 加齢や変性

  TFCCも老化により、硬く変性し(組織が変化)、

  クッション性が低下してゆきます。

  今までと同じような負荷でも、衝撃に対して

  弱体化することで、少しの負荷で損傷する

ことがあります。

  また、高齢になると杖、手すりなど、

  足の補助として手を使用することで

  負担が増大します。特にしがみついて

  体重のほとんどを支えようとすると

手首を傷めやすいです。

 

4 リウマチや糖尿など

  病気が原因で起こることがあります。

 

●三角線維軟骨複合体は、その機能から
まるでハンモックと称されています

 

 

≪TFCCの主な働き

 

1 手首の関節の安定性

 

2 手首のクッション性

 

3 手首の回旋サポート

 

●本来のアーチ構造を取り戻すことで
機能を高め、自然回復力を上げる。

 

 

≪改善法

 

1 安静にする

  炎症や痛みの有る時は、しばらく

  安静にして自己治癒を図る。

  損傷している場合は、完全に

  治癒していない状態で、スポーツや

  仕事、日常生活で負荷の高い作業など

  を行うと難治性になることもある

  ので注意が必要です。

 

整形外科や手外科を受診する

  炎症や腫れ、痛みが強い時、

  安静でも疼く時は、受診する。

  TFCC損傷と紛らわしい疾患があり、

  また、難治性のタイプもあるため

  一度受診しておくことが望ましい。

※損傷の可能性がある場合は、

  医療機関に行く必要があります。

 

3 テーピングやサポーター

  痛みの強い間は手首をサポートする。

  医師より処方

 

4 ストレッチングや運動療法

  炎症や痛みが比較的安定している時は

  軽いストレッチングや筋トレを行います。

  ここで大切なのは、専門家の指導の下

行うことが望ましいです

  こじらせると難治性タイプに移行し

  その後、苦しむ可能性が高いです。

 

手や手首のアーチを取り戻す

  安定性が高まります。

  クッション性も高まります。

  手首の良い軸ができ、回旋性も向上し

  回復につながりやすいです。

  これは当院で行っています。

 

 

 

14.手根管症候群

●手根管症候群は、写真の様な特徴的な所に、痛みが出たりしびれたりなどがでます。

 

手根管症候群は、

手首を通っている神経や腱が

圧迫を受けることにより

1 痛み

2 しびれ

3 動かしにくくなる

などの症状がでる病気です。

 

痛みやしびれの出る所は、図の様に

とても不思議な部分に出てきます。

 

●ブルーの所が手根管。
神経や腱、血管が通っている。

 

原因は、手根管という

手首の中のトンネルが

狭くなることで起ります。

 

手根管が狭くなっている

状態で指や手首を曲げる

動作を力を入れたり、

何度も繰り返すことで

起りやすくなります。

 

実際に症状が出るのは、

狭くなった所の腱を動かすことで

炎症が起き、腫れて、神経や腱、血管

などが、さらに圧迫されて起ります。

 

2024年、当院のコロナ対応です。マスクは従来通り行っております。

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