カイロプラクティック・姿勢療法
KCSセンターたかの施術院
〒606-8103 京都市左京区高野西開町48-2
【イズミヤ高野店、洛北スクエアより徒歩1分】
(※フリーコール圏外からは075-706-6614)
営業時間 | 10:00〜19:00 |
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休業日 | 火曜・金曜・日曜 |
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東山区モラロジー講演会(令和5年6月21日(水曜))
からだの健康、こころの健康
――― 姿勢が変わると人生が変わる ―――
この度は講演会にご参加いただきありがとうございました。
リモートを含め、39名が参加されました。
ありがとうございました。
【冒頭でおこなったテスト結果が最後には良好に変化!】
●嚥下機能の一つの指標(ごっくんテスト:反復唾液嚥下テスト)
講義の最初と最後で比較すると、約70%の方が改善しました。
(※講義前は10回以上5名程度、7回以上が残り大半)
この時だけでなく、毎日の習慣にすることで、介護予防に
つながりますので、これからもよろしくお願いします。
※反復唾液嚥下テストとは、30秒間に唾液を飲み込める回数。
(通常7~10数回程度、3回以下は良くない)
今回のテーマは『良い姿勢で嚥下力アップ』
姿勢を良くすることで 自らの機能や能力を高め 介護予防力をUPさせる! |
【内容】 1 姿勢の基本(前傾姿勢を改善させる) 2 『嚥下(えんげ)』機能を高めるために 3 舌と口の機能UP!
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姿勢は、姿と勢いで表される様に、指向性という
方向を持った動きが備わっている。
良い姿勢は、身体の中心(重心)を
貫くラインが軸となる。
食物なの度の飲み込み時、気管の上に
ふた(喉頭蓋)が、0.2秒という速さで
閉じることで、誤嚥しない。
加齢や、筋力低下、姿勢の悪化などで
蓋が閉じられず、あるいは閉じるのが遅れるなど
食物などが、気管に入って誤嚥する。
よい姿勢、特に、良い首の位置により、
嚥下機能は高まる。
さらに舌の運動により、飲み込み力を高める。
パタカラ体を、明確に発声することで、
演技に使う口や舌の動きが活性化される。
この度は、ご講演にお招きいただき、ありがとうございました。
後半の、こころの健康で、森本太丈講師のお話は、
実体験に基づき、健康とこころの有り様が変化し、
それを乗り越えられ他お話し、とても感銘を受けました。
ありがとうございました。
最後に、代表の澤田修一様、立案から実行まで、
様々お世話になりありがとうございました。
2023-6-21 京都東山区モラロジー講演会にて
1 学校で習わなかった、首の大切なお話し
冒頭に、何の説明もなしに、ご自身の首が
どのタイプか自己診断して頂きました。
参加者28名中の内分は
なんと、自己判断で、少し遠慮もあったのか?
良い首の方は0名。
さらに、横に座っている方にみて頂くと
7~8割は、自己申告と合っていました。
実際に、街中でも全身の姿勢を含め
良い首のポジションの方はとても少ないです。
現代人はほとんどの方が良い首ではないのです。
首の重要性は
1 姿勢は首で決まる 2生命や身体活動は首で変わる 3向上心や精神、品格は首で変わる |
これらの3点を少し詳しくお話しました。
1 顔前姿勢の改善
呼吸・発声・嚥下のトレーニングをする
上で、極めて大切なことがあります。
それは、正しい姿勢です!
ナゼなら、図の様な顔前姿勢では、口や舌、
首、顎、ノドの筋肉などを動かす筋肉が
上手く働かず、実力を発揮できないからです。
では、具体的にどの様にすればいいのか?
ご自身で改善出来る様でしたら、
講演会でご紹介いたしました、
セルフケアで頑張って下さい。
※セルフケア(→鶏手羽落とし体操)
2 『ぱたから』体操で嚥下力
呼吸力をアップさせる
呼吸・発声・嚥下は、
唇・口・舌・ノドなどの筋肉
を共通で使います。
だから、一緒にケアすることが可能なのです。
すなわち、声を滑舌よくハッキリだすことで
誤嚥を防ぐことにつながるのです。
効果的なコツは、『パタカラ』と一音ずつ
ハッキリと発音することが大切です。
『パ』は唇を閉めていて急に、 パッと空気を押し出すように開いた唇で 声を出しています。 →口が緩いと、ファやフガァに。 食べ物が口からこぼれたり、口が 開いている時は飲み込めません。
『タ』は、上顎の下に舌を つけた状態から,空気を押し出します。 →舌が緩く、上顎につかないと シュやスなど空気が漏れた声になります。 食べ物を口の上で塊にしにくく、 口の奥の方に送りにくくなります。 舌の弱化は、口呼吸になって行きます。
『カ』は、口の奥の方で力を 入れて、空気を押し出します。 →舌が緩くなると、クワァやハァなど 本来の声が出ません。 また、食べ物をまとめて奥に送ること が上手く出来にくくなります。
『ラ』は、舌先を巻き込んで丸め、 上あごに先端をひっつけ,発音します。 →舌が緩くなると、『カ』と同様 本来の発声が出来にくく、食べ物を 奥に送るのが出来にくくなります。
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嚥下は、口からノドまで、一連の協調運動なので
これらの発声が上手く出来る様になることで
嚥下力もアップさせることが出来るのです。
声も良くなり、嚥下力も上がるといった
一石二鳥なのでお得です。
週に1度、出来れば毎日トレーニングを
することが望まれます。
声が出にくくなると、
相手から『何を言っているか分からない』と
他人から思われたり、ご自身で自信をなくすと、
他人と話さなくなったり、メンタル的にマイナス
に向かうこともありますので、
この機能を高めておくことが大切です。
簡単に行うには、
日頃会話で、これらのポイントに気を付けて、
言葉がハッキリするよう発声することも
とてもいいトレーニングになります。
(※日常に落とし込んで習慣化させる)
3『あいうべ』体操の『べ~』で
舌やノドの筋トレ&ストレッチ
日本語は、全て母音が付きますので、
ハッキリ発音するときに『あいう』などの
母音が練習されます。(これも大切)
『べ~』は舌のトレーニングに優れている
『べ~』は、とても素晴らしい 舌のトレーニングです。
『べ~』と舌を下に出して、 声を出してください。
できればお上品でなく、 ちょっとノドに力の入った べ~の方が舌のケアになります。
さらに、舌を前に突き出して、 もっともっと突き出して ストレッチングします。
さらに首を上に上げて、 舌を天に向けて突き出して ベ~と言いましょう。
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以上です。
お疲れ様です。
ありがとうございました。
いかかでしょうか?
これをトレーニングとして毎日するのは
大変ですが、ポントに気を付けて
日頃から、楽しく・しゃべる・歌う・笑う
周りの方とのコミュニケーションでも実現できます。
楽しくすることで、気持ちも良くなって
からだとこころの両面の健康につながります。
モラロジー講演会(令和5年1月22日(日曜))
からだの健康とこころの健康
――― 姿勢が変わると人生が変わる ―――
(前半)健康を姿勢科学の面からお話します
【1/22の内容】
呼吸・発声・嚥下の能力アップ のためのセルフケア
今回は、人が生きていく上で非常に 重要な機能についてのお話です。
姿勢を整えて行うことが重要ですが、 単にご自身が良い姿勢と思っている 姿勢でないことが多いのです。
1つはその重要なポイントをお話します。
呼吸や発声、嚥下は、同じ筋肉に よって行われ、セットの関係です。
だから、発声と舌やノド周りの筋トレで 嚥下を含めたセルフケアが出来ます。
特に舌の筋トレは、重要なポイントがあり ある一点を確認しながら行わないと あまり効果が期待できません。
そこをお話します。
自然に老化で仕方ないものと思われますが、 ケアをするかしないで大きな差が出ます。 例えて言うなら『どうせ老化で歯は 抜けるから歯磨きしなくていい』と 同じような発想と思ってください。
簡単なセルフケアで身体が変化! 是非覚えてお役に立てて下さい!
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※お問い合せ&参加希望者は
●お電話075-706-6614から。
●モラロジー講演会(令和4年11月6日)
からだの健康とこころの健康
――― 姿勢が変わると人生が変わる ―――
(前半)健康を姿勢科学の面からお話します
●この度は講演会のご参加ありがとうございました!
下記にこの度の内容を期間限定でご覧いただけます。
●冒頭の質問
あなたの体のキーパーソン
(責任を持つ人)は誰ですか?
下記にお名前をお書きください。
私のからだのキーパーソンは です。
●主体的になること
不思議な質問と思われますが、これは自分の体、自分の健康に関し、
誰が責任者なのか?です。
ここは、ご自身の名前を書いていただきたいのです。
当たり前じゃないか!とお叱りをうけそうですが、
そう言っていただくのが正しいのです。
まず、主体的に自分の体に向き合うこと。
健康は受け身で待っていても向こうからやってきません。
ご自身の力を活かしきるには、自らが獲得して行く
という攻めの姿勢が大切です。
それが自然回復力、自然治癒力のUPにつながるのです。
この欄に自分の名前を書いた瞬間、意識が変わるのです。
私が、ちゃんとやらねば、と。
KCSセンターたかの施術院
田村 満也
●西オーストラリア州立マードック大学
健康科学部カイロプラクティイック学科卒(健康科学士)
●診療放射線技師(保健衛生学士)
簡単に私の自己紹介をします。
現在カイロプラクティックの院を営んでいます。
カイロプラクシックとは、分かりやすくいえば整体。
手技だけでお体を矯正するお仕事です。
一口にカイロプラクティックといっても様々あり
私のところでは姿勢科学という学問を基にした
筋骨格系の矯正をしております。
したがって、このたびの講演会は、
健康を『姿勢』の面からお話しさせていただきます。
私は、実はその前に、診療放射線技師(レントゲン)を、
十数年病院勤務の経験があります。
だから、西洋医学とカイロプラクティックの両方を経験しているので、
今の医療を踏まえながら、カイロプラクティックのお話を進めて参ります。
『志』
心技学を極めて 広め 世界中を 笑顔にする |
私の『志』は、カイロプラクティックを現代医学の情勢に合わせ
分かりやすく広めることで、多くの方に知って頂き
カイロプラクティイックで良くなって
豊かに笑顔になって頂くことです。
今の西洋医学だけでは補いきれない患者さんがいらっしゃいます。
こういった医療の狭間におられる方にも手を差し伸べ
お悩み解消のお役に立てる様努力いたします。
この度、本日このような、私の「志」に合うような場を提供して
頂き、モラロジーの皆様、本日参加の皆様に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
さてこれから講義に入ります。
【講演会前半の内容】
1 健康のコツ! (笑顔で 成りたい自分に!)
2 姿勢の本質 (どっちに向かえばいいの?)
3 体感してみよう! (笑顔→前向き→夢→志)
1 健康のコツ
なりたい自分(目標)を
明るく明確にイメージすること。
まず下記に期限となりたい自分、
その理由を書いて下さい。
なりたい自分 までに になる その理由 だから |
心に刻んで行動を習慣化。
『知行合一』(※中国の儒者、王陽明の言葉)
→知ってやらないのは知らないことと同じ
自分に良いと知ったなら行動が大切です。
例えば、毎朝ストレッチング20分、腹筋30回!など
最初の内はいいですが、中々続きにくいものです。
健康のコツとは?それは、明るい良い習慣です。
病気の約7割以上が慢性的な問題。慢性的な問題は、
長時間・長期間の習慣や環境がその大きな原因です。
だから、長期に渡って努力し続けることが健康へのカギです。
『そうなったらとってもいいな』と心からそう思えたら
続きやすいです。
そう思える理由に気付き(多くは潜在的にあります)
モチベーションが要らない状態で行うのです。
笑顔で明るく想像してみて下さい。
【なりたい自分の例】
|
などなど、人それぞれ望みがありますが、そうなりたいと思いこむことが大切です。
それが出発点です。その想いが強ければ強いほど実現できやすいです。
少々、忘れてもいいです。大切なのは継続し続けること。
もしそれが実現できた時の嬉しさ幸せを想像して下さい。
実現出来ることは楽しい事なので、そのプロセスも
苦痛でなくなって行くことでしょう。
私たちは、自分やその周りの大切な人の幸せのため、
『健康は自分で獲得する』という主体的な考え方や
日々の体作りへの行動が大切です。
まず、姿勢が悪いことによる
マイナス面をご覧下さい。
様々な所に不健康な部分が
でてきます。
なぜ、姿勢には「姿」と「勢」の2文字が有るのでしょうか?
姿勢は、この2つの文字が有ることで、その本質を表しています。
姿勢は「姿」だけの、見た目だけではありません。
「勢」の加速度がついているのです。向きと強さをもった指向性があります。
人の場合は、そこに心(意志)がはいって「志向性」となります。
例えば、
さらに
|
姿勢は、体の外から、その人となりを感じる事が出来るのです。
往々にして誤解もありますが。だから、姿勢の良し悪しは
人生にとってとても重要なことなのです。
こうなると、姿勢はもはや私たちの人間活動・生活のかなりの部分を
表していると言えます。
ここで大切なことが2つあります。
1 重心はどこ?
2 どっちを向いているのか?(志向性)
その2つがナゼ大切であるかをお話しします。
● 姿勢の自然の志向性
私たちの姿勢は、普通の生活の中で上の様な方向に
日々劣化して行きます。
年齢とともに前かがみ姿勢になるのは
この指向性があるからです。
● 姿勢を劣化から防ぐ志向性
この姿勢に起っている変化を防いだり、遅らせたりするには
体が上に挙がる方向への指向性が必要です。
そのために、以下の様な2つのことがポイントです。
※赤丸は人体の重心の位置。
1 重心はどこ?
重力の有る地球では、その物体が生物であれ
建物であれ、重心が存在します。
そしてその重心が本来の理想的な所にあると安定し、
運動時にスムーズに動かすことが可能なのです。
人の場合は、丹田(関元)とよばれる
ツボに近い所(おへその下3~5cmで
お腹の真ん中)ぐらい。
大雑把にこの当たりを意識するのです。
※赤矢印は志向性(勢い)の方向
2 勢いはどちらに向かうのか?
重力の有る地球では、その反対方向に
勢いを向けると、釣り合いが取れます。
ただし、力を入れては疲れるので
身体は自然体で、気持ちだけ
上向きにするのです。
これがポイントです。
出来る方は、頭を丹田(重心)の
上に置いて下さい。
くれぐれも無理をなさらないように
お願いします。
良い姿勢の例
3 良い姿勢とは?
図のように、重心(赤色の線)が体の中心を
貫く様な姿勢です。
耳、頸椎4番、肩の中心、胸郭の中心、腰椎3番
骨盤の中心、股関節の大転子、膝の中心少し前、
くるぶしの少し前の部分を、貫く姿勢です。
年齢・性別・人種・民族など、関係せず
この姿勢であるとお体が安定します。
詳しくは→コチラ(※冒頭部分をご覧ください)
良い姿勢で歩くことが健康につながる
4 良い歩行姿勢とは?
歩行は運動としてとても良いものです。
体の前後方向・左右方向・回旋方向と
3次元の全ての方向の運動性の組合せ
で、体の基本的な部分を使うので、
とてもオススメです。
ただし、良い姿勢でのウォーキングはとくに
理想です。
その姿勢とは、先ほど前述した良い姿勢で
歩くのです。
キレイな姿勢やキレイでスムーズな体の動きは、日々の習慣です。日々の生活で生じた体の歪対策は、体操などが有効です。今からご紹介する体操はとてもいいですので是非やってみて下さい。くれぐれも無理をしない様にして下さい。
各種セミナー
しっかり基礎から一日かけて姿勢について
学ぶセミナーです。
※日本姿勢科学学会Webサイト(http://js-ps.jp/)
※プロとしてお仕事をしようと希望される方の
セミナーもあります。
健康は一日にして成らず
正しく続けられる様に習慣化が大切です。
より良い人生を楽しんで歩んでいくため
笑顔で良い姿勢作りから始めましょう!
本日はお疲れ様でした。
ご参加いただきありがとうございました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午後 | × | ○ | × | ○ | ○ | × | 〇 |
※営業時間は10:00~19:00
(火金でも開院日あり)